平泉 紀房


講師・修士(文学)

平泉 紀房

HIRAIZUMI Norifusa
最終更新日 2024/10/16

■略歴
2005年
 
3月
 
福井県立大野高等学校 卒業

2009年
 
3月
 
皇學館大学 文学部 国史学科 卒業

2009年
 
4月
 
平泉寺白山神社 権禰宜  

2011年
 
3月
 
皇學館大学大学院 文学研究科 国史学専攻 博士前期課程 修了

2014年
 
7月
 
金沢工業高等専門学校 一般科目 講師 

2018年
 
4月
 
国際高等専門学校 一般科目 講師 

2019年
 
4月
 
金沢工業大学 基礎教育部 修学基礎教育課程 講師 



■専門分野
専門:文学

■研究業績
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■学生へのメッセージ

歴史学を専攻しており、今日まで平安時代の貴族社会、とくに神社に関わる研究を進めています。最近では歴史の伝承に興味を持ち、江戸時代の書物の流通についても研究を始めました。歴史学の仕事は、日記や古文書などを手掛かりに情報を再編集して、これまでの学説に修正・補強を試みていくことです。ときに探偵の仕事になぞらえられるこの作業を、学生時代は大いに楽しんでおりましたが、長く携わっていくなかで窮屈さも感じるようになりました。そんな折に本学の教壇に立つ運びとなり、授業を通じて非常に重大な事に気づかされました。それは歴史を見る目というものが自由であってよいという事です。詰まるところ歴史は物語であり、記録からどのような物語を思い描くかは各々の裁量に任されているということです。人は自分の見たいものを歴史に見てよい。これが本学で得られた、歴史と向き合うことへの私なりの解答です。授業では様々な歴史的事実を示して皆さんなりの解釈を要求します。教室でご一緒しましたら、ぜひ共に物語を始めましょう。



■担当科目
修学基礎A  日本学(日本と日本人)A  修学基礎B  

■所属学科
基礎教育部 修学基礎教育課程