森吉 貴大


助教・博士(工学)

森吉 貴大

MORIYOSHI Takahiro
最終更新日 2024/10/16

■略歴
2013年
 
3月
 
石川工業高等専門学校 機械工学科 卒業

2015年
 
3月
 
東京農工大学 工学部 機械システム工学科 卒業

2017年
 
3月
 
東京農工大学大学院 工学府 機械システム工学専攻 博士前期課程 修了

2021年
 
3月
 
東京農工大学大学院 工学府 機械システム工学専攻 博士後期課程 修了

2021年
 
4月
 
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 研究開発員 

2023年
 
4月
 
金沢工業大学 工学部 航空システム工学科 助教 



■研究業績
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■学生へのメッセージ

 私は学生の頃、JAXA宇宙科学研究所で火星探査用のパラグライダ実現に関する研究を行っていました。特徴としては畳んで収納できる大きな面積の翼を輸送の難しい火星までもっていくことで、その火星の薄い大気密度の中で飛行に十分な揚力を得られるというコンセプトです。また、火星に探査機を輸送するためには当然、輸送機も必要になります。輸送機には宇宙空間を航行するもののほかに、大気圏に突入するための保護システムも必須になります。その大気圏突入機も私の研究の範疇になります。学生の頃には新しい大気圏突入機の実証機として超小型衛星「EGG」を開発し実験を行いました(2017年)。パラグライダ型の火星探査機や新しい大気圏突入機に興味のある学生さんがいましたら、ぜひ私と研究をしてほしいです。また、火星探査機だけでなく、柔軟な翼を使用した発電システムなども研究していますのでそちらに関して、興味があるということでも歓迎します。もちろん、自身の興味のある内容について研究したいということでも問題ありません。
 また上記でも述べていますが宇宙研時代、研究室で開発していた超小型衛星や観測ロケット実験用の搭載機器の担当をしていました。宇宙研は興味に応じてなんでも参加させてくれる場所でしたが、この金沢工業大学も宇宙研と同様に学生の興味ややる気に応じてなんでも参加させてもらえる場所だと思っています。興味のある学生プロジェクトといった課外活動や研究活動に積極的に参加することでより自分を高めてもらいたいと思っています。



■担当科目
流れ学T  3D−CAD  航空システム専門実験・演習B  飛行力学U  プロジェクトデザインV(森吉貴大研究室)  機械系製図U  航空流体力学U  専門ゼミ(航空システム工学科)  

■所属学科
工学部 航空システム工学科