プロジェクト
音風景ワーキンググループ
活動実績
江戸村いろは風鈴展
期間:令和 5年 7月12(水)~ 8月27日(日)
場所:金沢湯涌江戸村(〒920-1122 石川県金沢市湯涌荒屋町35-1)
内容:①日本各地の風鈴の展示 ②リーフレットの制作 ③ワークショップの開催
金沢湯涌江戸村の中森勉村長は金沢工業大学名誉教授である関係で、江戸村の夏のイベントとして令和3年より恒例として風鈴展とワークショップを行っている。展示する風鈴は、風心庵にて所有する100種類ほどの風鈴の中から特徴的なもの20個を選んだ。園内の旧野本家住宅に展示した。また、それぞれの風鈴を解説したリーフレットも作成し、来園者の鑑賞の助けとした。今年はクイズも考案して掲載した。答えは展示品とともに掲示されており、リーフレットだけでは完結しないようにしている。
学生の制作した加賀風鈴(研修室考案のガラスの風鈴)を村内各所に設置し、夏の音風景を形成した。8月20日には旧園田家を会場として風鈴制作ワークショップも実施した。
風鈴の音響特性に関する分析
本年度は昨年度の風鈴のほかに新たに2個の風鈴を追加して音響分析を行った。風鈴の基本周波数、うなり、ラフネス、スペクトル重心、基本周波数に対する高調波比の相対的重心、減衰時間の分析を行った[1]。また、SD法を用いて心理的な反応を求め、これと音響指標との関係について考察した。
参考文献
[1]土田義郎:各種風鈴の音響特性と心理的反応,日本音響学会騒音?振動研究会,N‐2023‐44,1-5,2023.
連携企業?団体
- 金沢湯涌江戸村
- てらまちや風心庵
参加学生
- 建築学科 4年 11名