02
社会人と一緒に学ぶ「情報技術教育」
企業で働く人もIoT、データサイエンス、AIのスキルが必要となっている。AIやIoT、プログラミングの選択科目の授業には、社会人も一緒に受講する機会を設けており、社会人とディスカッションしたり発表しあって、社会人としてのコミュニケーションスキルも身につけることができる。
社会人向けリカレント教育
AI?IoT?データサイエンス、セキュリティを学ぶ「情報技術教育」
社会人は、3つのコース14科目の科目から受講できる。
1科目(100分×7回)から受講可能で、①や②のコースは「履修証明プログラム」としても受講できる。
※履修証明プログラム
社会人等を対象とした一定のまとまりある学習プログラムを大学等が実施し、その修了者に対して法に基づく履修証明書を交付するもの。
開講時期
夏期集中講義期間(8月下旬~9月中旬)/春期集中講義期間(2月下旬~3月中旬)
履修料
1科目(1単位) 24,000円 *別途、検定料(1万円)必要
① AIとビッグデータ
AI基礎 | AIの基本的機能や機械学習(深層学習)の働きの初等的理論やデータ操作の倫理、応用例を学ぶ。 |
---|---|
AIプログラミング 入門 |
Python言語による基本的なプログラムを作成する。変数、関数、制御文、繰り返し文、リスト、コンテナの処理、イテレータ、モジュールの利用を学ぶ。 |
AI応用Ⅰ (深層学習) |
深層学習の基礎、畳み込みニューラルネットワーク、リカレントニューラルネットワークの仕組みと活用法を学ぶ。 |
AI応用Ⅱ (自然言語処理) |
自然言語処理の基礎的な技術を学ぶ。対話システムを活用したプロトタイプサービスの構築を通じて、その発展性や危険性について学ぶ。 |
ビジネスデータ サイエンス |
データを活用するための手法としてのデータ分析を学習する。多変量解析の理論と実践を学ぶ。 |
データサイエンス 応用 |
機械学習のアルゴリズムを用いたデータ分析手法を学ぶ。教師あり学習?教師なし学習?scikit-learnを用いたデータ解析を学ぶ。 |
② IoTとロボティクス
IoT基礎 | IoTシステムを構成する基本技術や通信方式、情報セキュリティ対策技術を学ぶ。 |
---|---|
IoTプロトタイピング | IoTシステムを構築するためのマイコンを用いたプロトタイピング手法を学ぶ。プロトタイピングの考え方?ネットワーク?マイコンを用いたセンサ?アクチュエータの利用方法を学ぶ。 |
IoTプログラミング 入門 |
C言語とマイコンの基本的な機能を学ぶ。I/Oポート、A/D変換、UART通信等を利用したArduinoマイコンのプログラミングのスキルを身につける。 |
ドローンプログラミング | Pythonを使?して、小型ドローン(Ryze Tech-Tello)をプログラミング制御する方法を学ぶ。TelloとUDP通信して機体制御および機体情報を取得するマルチプロセスプログラムを作成し、ドローン制御の理解を深める。 |
ロボティクス基礎 | 基本的なロボットの制御手法を学ぶ。ロボット制御プログラミングのセンサの値からロボットの操作方法やPID制御などの制御理論を学ぶ。 |
IoT応用 | ハードウェアとセンサーを使った基礎的なシステム構築の手法を学ぶ。ラズベリーパイとセンサーを用いてデータを収集?蓄積する手法等を学ぶ。 |
③ ICTと情報セキュリティ
情報ネットワーク基礎 | TCP/IPやそれに関連する知識と技術を学ぶ。ネットワークの各階層の役割と利用されるプロトコルの内容を学び、多様なコマンドを用いてネットワークの状況を把握する手法についても学ぶ。 |
---|---|
ネットワークセキュリティ | ネットワークのセキュリティに関する知識と技術について学ぶ。DoS攻撃やSQLインジェクションのようなネットワークの攻撃手法と対策技術を実践的に学ぶ。 |