第9回 数理工教育セミナー
日 程: 平成23年3月12日 (土)
会 場: 金沢工業大学 8号館8?506室
テーマ: 「能動的な学びへの変化-授業や課外学習などを通じて-」
本学は、今年度(平成22年度)から特別奨学生制度や指定校制を取り入れて、多様化する入学生に対応しています。数理工教育研究センターでは、授業として、工学系と情報、化学系にそれぞれきめ細かく統合教育を展開する一方、課外学習として数理リテラシーパスポートを利用した発展的な学習講座や授業をサポートする授業支援講座などを開講しています。
このように、いわば多様化における『個』に対応することにより、従来に比べ1年生の学びの姿勢が受動的から能動的に大きく変化しています。
能動的に学習する、自ら進んで動くことは、学校生活にとどまらず企業に進んでも非常に大切な姿勢です。学生時代にこの姿勢を習慣化することが望まれます。本セミナーでは、能動的に学ぶ、自ら進んで動くという姿勢の習慣化のために、どのような教育システムやプログラムが役立つのか、たとえばきたえる教育、ほめる教育、引き出す教育などの授業や課外学習の成果や提案などについて討議したいと考えています。
以上の趣旨で、セミナーテーマを、『能動的な学びへの変化―授業や課外学習などを通じて』としました。
スケジュール
時 間 内 容 9:30~10:00 受付 10:00~10:10 開会のご挨拶 石川 憲一 〔 金沢工業大学 学長 〕 第 1部 10:10~12:15 招待講演 〔講演 30 分、質疑応答 10 分〕 司会:谷口 祐弘 〔金沢工業大学 数理工教育研究センター 教授〕 10:10~10:45 「企業での新入社員教育と社員活性化」
近藤 典彦 〔会宝産業株式会社 代表取締役社長〕10:50~11:30 「理数への興味?関心を喚起し、
自ら学ぶ意欲を高めるコンピュータ活用」
山口 嘉一 〔石川県立志賀?高浜高等学校 校長〕11:35~12:15 「建築における産学官共同プロジェクトでの
学生の取り組みとその成果」
宮下 智裕 〔金沢工業大学 建築学科 准教授〕12:15~13:10 昼食 13:00~15:20 事例報告 〔講演 3 0 分 、 質疑応答 10 分〕 司会:河端 裕 〔金沢工業大学 数理工教育研究センター 教授〕 13:10~13:50 「数理リテラシーパスポートによる『個』に対応する 数理教育と学生の“学びの成長”検証」
谷口 進一 〔金沢工業大学 数理工教育研究センター 准教授〕13:55~14:35 「自ら考えて理解する化学
-「化学オリンピックに挑戦」する実験の考察-」
江頭 和子 〔石川県立金沢西高等学校 教諭〕14:40~15:20 「学生プロジェクト『数理考房』の活動事例」(学生発表)
ナビゲーター 中村 晃〔金沢工業大学 数理工教育研究センター 准教授〕
金牧 潤 〔電気電子工学科 2年〕
澤谷 和毅〔機械工学科 1年〕
足立 雄治〔機械工学科 3年〕第2部 15:40~16:25 懇談会 (学内 イル?ソーレにて) 16:25~16:35 閉会のご挨拶 宮本 紀男 ( 金沢工業大学数理工教育センター 所長 ? 教授)
セミナーの様子
セミナー?参加者情報
セミナー参加者の詳細を表に示す。
セミナー?アンケート結果