教員紹介:専任教員
棚橋 祐治
教授、弁護士、弁理士
棚橋 祐治
現職
- シティユーワ法律事務所 弁護士
- 一般財団法人知的財産研究教育財団 代表理事
出身大学
- 東京大学法学部
プロフィール
1958年東京大学法学部卒業。同年通商産業省(現経済産業省)入省。大臣官房総務課長、内閣総理大臣秘書官(福田赳夫内閣)、大臣官房長、産業政策局長を経て、通商産業事務次官を歴任。1990年に不正競争防止法を改正し、営業秘密の保護制度を創設した。また数次に亘り特許法の改正を担当し、さらに文部科学省と協同して著作権法の改正に関与した。
その他、同志社大学法学部兼大学院教授(法学総論?経済法?知的財産法)。明治大学法学部兼法科大学院教授(法学総論?知的財産法)。日本大学総合科学研究所教授兼法学部担当教授並びに知的財産専門職大学院教授(法学総論?経済法?知的財産法)。2004年金沢工業大学大学院の知的財産戦略研究コース設立に際し、同大学院客員教授として参加。2008年から同大学院専任教授として現在に至る。
メッセージ
国内外におけるイノベーションの発展は、すさまじい勢いがあります。特に、IoT?データ?人工知能がもたらす社会の変革は、想像を超えるスピードで、企業活動と国民生活に大きな変化をもたらす可能性が極めて高くなっています。これからは、産業活動、就業活動や生活においても、人間に代わるロボットをはじめ機械自身がビッグデータを教材に学習して人間の知識を越えていき、テクノロジーの発展と知的財産の保護?活用が表裏一体となって重要性を高めていきます。本研究科の「ビジネス×知財」の学びを通じて、社会の発展、組織の持続的成長に貢献されることを期待します。