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大学院高信頼ものづくり専攻の齋藤拓也さんが日本材料学会主催「2020年度JCOM若手ウェビナー」で「優秀発表賞」を受賞

大学院 高信頼ものづくり専攻修士1年の齋藤拓也さん(斉藤博嗣研究室)が、12月7日(月)、8日(火)にかけてオンライン開催された日本材料学会主催の2020年度JCOM若手ウェビナーにおいて「優秀発表賞」を受賞しました。

午前の部として開催された若手研究者による最新の複合材料研究に関するウェブセミナーに加え、午後の部では複合材料の研究をおこなう若手研究者および学生が自らの研究内容を発表し、質疑応答の内容などが総合的に審査されました。2020年度は京都大学、早稲田大学、近畿大学、九州大学などから20名が審査対象として研究発表を行ない、5名に対して優秀発表賞が贈られました。

齋藤さんは今年9月に開催された日本複合材料学会主催の第45回複合材料シンポジウムにおいても「優秀学生賞」を受賞しており、2回続けての学会での受賞となりました。

齋藤さんは学部4年次より、FRPを構成する繊維に対する樹脂の染み込みやすさをあらわす浸透性に着目し、ミクロスケールの樹脂の染み込みがマクロスケールの浸透性におよぼす影響について、詳細な実験データの蓄積と、その考察を行なってきました。修士研究ではさらにミクロスケールの樹脂流れをあらわす因子を実験的に求め、浸透性との相関性について明らかにしてきました。

【講演題目】表面処理を施した平織ガラス/樹脂の浸透性と毛管数の相関性におよぼす表面改質の影響評価

【著者】齋藤拓也、水谷健志、斉藤博嗣(指導教員)、金原勲

賞状を手にする齋藤さん