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令和6年度(2024年度)FD研修会

令和6年度 FD研修会の趣旨と目的

 2025年度からの学部?学科改組に伴い、文理融合学部における数理基礎科目の修得率向上に向けた科目運用や学習内容に関する意見交換を行い、数理工教育研究センター教員の共通認識を図る。 また、入学者の昨今の変容を踏まえ、数理基礎科目群の科目運用の可能性について、多様な提案を募る。

① 文理融合学部に対する科目運用について検討し、次年度の実施方法を確定する。

② 理工系学部の昨今の動向を踏まえ、今後検討すべき課題について議論する。

 

FD研修会の実施概要

●研修テーマ:

「2025年度学部?学科改組に向けての授業運営の検討」

●実施日時:2024年9月10日(火)9:50~14:30

●実施場所:23号館409室、415室、510室

●参加者:数理工教育研究センター教員 30名

●実施スケジュール

スケジュール 内容 詳細
9:50~10:00 はじめに 谷口センター所長:挨拶
10:00~10:15 研修会趣旨説明 山岡先生
10:20~12:20 グループ討議

A 線形代数学   

B 情報数理A

C 成績評価方法の検討

D 数理で取得すべき能力の検討

12:20~13:20     休憩(昼食) ※発表準備等
13:20~14:20 発表 1グループ 約10分
14:20~14:30  おわりに 谷口センター所長: 講評 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FD研修会のまとめ

●「線形代数学」について

?新カリキュラム初年度の2023年度の成績分布は、他の学部と同程度であり、現在のところ問題はないため、学習内容の削減は行わない。
?次年度は、習熟度別クラス分けを実施するとともに、基礎クラスの課題演習時間を増やす方策を検討する。
?基礎クラス向けの学習教材を開発する。
?文系志向の学生にも学習動機を与えるため、専門での活用例の紹介やウェブ教材の充実を図る。

●「情報数理A」について

?科目の位置づけと2023年度成績分布が再確認された。
?科目の到達目標と成績評価方法について検討された。
?概念理解を目指した教科書に改編し、専門分野における活用例なども紹介する。
?文系志向の学生でも数理の概念をイメージできるような授業運営や教材の工夫が必要である。

●成績評価方法の検討

?成績評価割合を変更した場合の影響が紹介された。
?達成度確認試験や小テストの出題方法や実施方法が例示された。特に、試験への教科書等の持ち込みや電卓の利用を想定した場合のメリットやデメリットについて議論があった。
?レポート課題やその他の課題における、学生の理解度の評価方法の検討。

●数理で修得すべき能力の検討

?本課程の教育目標を振り返り、今後、数理で修得すべき能力を討議した。
?多様な学生に対して、最低限の修得すべき能力についての討議結果が紹介された。
?数理が苦手な学生に対しては、単位や記号など、基礎的な合意事項についても確認する必要がある。
?一方で、学力のある学生に対して理想的な学習到達目標についての討議結果も紹介された。