知的財産マネジメントの学位を目指す方へ
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研究科長酒井 宏明 教授
【現職】 研究科長、教授、博士(工学)、弁理士
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程(知的財産法)単位取得退学。東北大学大学院工学研究科博士課程(技術社会システム)修了、博士(工学)。国際特許事務所(東京)、米国法律事務所(ワシントンD.C.)を経て、1994年に酒井国際特許事務所(東京?霞が関)を設立(2015年に特許業務法人化、その後、2022年に弁理士法人化)、代表社員(現在に至る)、2002年より本学教授(現在に至る)。
近年、世界経済を取り巻く環境は、数多くのイノベーションの実現により急激に変化しています。我が国では、このような環境変化に的確に対応し、過去の成功体験を超えてイノベーションを軸とした新たな経済モデルを築き、国際競争力を強化していかなければならない時代が到来しています。
一方、イノベーションを、さらに強固かつ持続可能なものとするためには、プロフェッショナルとしてイノベーションをマネジメントできる経営人材とともに、企業経営やビジネスモデルにおいて知的財産を有効に活用することができる人材がますます求められています。
このような時代背景の下、本大学院は、2004年から約20年にわたり主として社会人を対象とした教育を実践し多くの人材を輩出してきました。2016年には知的創造システム専攻とビジネスアーキテクト専攻を改組?統合し、我が国における国際的な産業競争力の強化を目指し、広い視野に立って精深な学識を授け、高度の専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を有する人材の養成を主たる目的とするイノベーションマネジメント研究科を設置することとしました。
本研究科は、これまでの教育研究実績をベースとしつつ、経営系学位のグローバルスタンダードといえる『修士(経営管理)/MBA』と、社会のニーズに応えた我が国初の学位である『修士(知的財産マネジメント)/MIPM』という2つの学位に対応したカリキュラムを提供する新しい大学院です。この充実したカリキュラムの下、プロフェッショナルな経営人材?知的財産マネジメント人材を目指す方の入学を期待しています。