数理工教育研究センターのニュース!! 2023
第22回「数理工教育セミナー」を開催しました!(2024/3/2)
3月2日(土)10:20 ~ 15:30に『これからの新しい情報化社会に対応する授業?学習支援の在り方について』をテーマに「第22回 数理工教育セミナー」を開催いたしました。本年度は、外部から3名の講師の方をお招きし、対面?オンラインのハイフレックス形式で行いました。
当日は講師を含め、対面61名、遠隔25名、計86名の参加となりました。ご参加くださいました皆さまのご協力により、成功裏に終えることができましたこと心よりお礼申し上げます。
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金沢大学附属高等学校 渡曾 兼也 先生 |
金沢錦丘高等学校 宮田 毅一郎 先生 |
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「2023年度 KIT-STEMナビゲーション成果報告会」を行いました!
2月28日(水)2時限目に「2023年度 KIT-STEMナビゲーション成果報告会」を行いました。物理ナビゲーションから6名、数学ナビゲーションから2名、計8名の学生が、1年間学生スタッフとして作成したコンテンツや進捗状況?今後について、教員や学生たちに発表しました。
成果報告発表の様子 |
質疑応答の様子 |
「2023年度 後学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」がとり行われました!
1月26日(金)5時限目に「2023年度 後学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」が執り行われました。4年生3名が表彰の対象で表彰式に出席しました。受賞された皆さま誠におめでとうございます!
今回の表彰理由は以下の通りです。
●KIT?STEMナビゲーション、およびICT教材バンクの学生スタッフとして、デジタル教材の作成に従事し、多くの教材を作成した。作成されたデジタル教材は数理?データサイエンス?AI教育課程の授業や講座等で使用されており、さらにICT教材バンクにて、高大連携による数理教育研究会のメンバーに対しても配信されている。また、デジタル教材作成のための環境設備や後輩指導においても大きく貢献したため。(1名)
●KIT物理ナビゲーションの学生スタッフとして物理実験動画の作成業務に携わり、その成果を日本工学教育協会第71回年次大会において報告して、数理工教育研究センターの活動を広く伝えることができたため。(2名)
センター所長賞授与式の様子 |
センター所長賞授与式の様子 |
第24回 数理工談話会を開催しました!(2023/12/6)
12月6日(水)に「第25回 数理工談話会」を対面にて開催しました。この談話会は、本センター教員と専門課程教員との情報交換、相互理解および基礎と専門間の教育の接続に関する改善?質向上を目的として開催しています。今回は応用バイオ学科の辰巳仁史 先生と交流を図りました。両分野の教員による研究内容の紹介として2つの講演を行いました。
講演 1 |
植物細胞の重力受容の分子的な仕組み |
応用バイオ学科 教授 辰巳 仁史先生 |
講演 2 |
様々なネットワークモデル上の拡散過程とその応用 |
数理DS?AI教育課程 講師 髙井 勇輝先生 |
講演者 辰巳 仁史 先生 |
講演者 髙井 勇輝 先生 |
第3回「高大連携による数理教育研究会」定例研究会を開催しました!(2023/12/2)
12月2日(土)10:00~12:00に、2023年度第3回目となる「高大連携による数理教育研究会」(通算75回)を開催しました。この研究会では、高等学校の先生と本センター教員が数理教育における教育研究等の発表や情報?意見交換等を通して、高等学校と大学の連携による更なる数理教育の向上を目指しております。今回もハイフレックス(対面とオンライン(Zoom)の併用)で開催することといたしました。話題提供終了後、Zoomのブレイクアウトルームを利用して3つのグループに分かれ意見交換会を行いました。
【話題提供】
1.探究?STEAM教育のもつ可能性~学校?教師の変化~
石尾 和彦先生(石川県立二水高等学校 副校長)
2.STEAM教育の新しい取り組み~新科目「データサイエンス物理」の展開~
田中 忠芳先生(金沢工業大学 数理?DS?AI教育課程 准教授 )
【意見交換会】
(1) STEAM教育を活かした教育活動の展開
(2) 探究活動におけるICTの活用
(3) 探求活動と情報教育?教科「情報」
【参加校】
石川県立金沢二水高等学校、石川県立鹿西高等学校、石川県立泉丘高等学校、石川県立金沢錦丘高等学校、石川県立能登高等学校、石川県立工業高等学校、北陸学院中学校?高等学校、石川県立小松高等学校、石川県立田鶴浜高等学校、石川県立輪島高等学校、金沢大学附属高等学校 ほか
事例紹介1 石尾 和彦 先生
事例紹介2 田中 忠芳 先生
意見交換会の様子
意見交換会の様子
2023年度 「理工学基礎プロジェクト 中間成果発表会」を行いました(2023/09/27)
数理工教育研究センターでは、課外教育活動の取り組みとして「数理考房」プロジェクトを運営しています。その1つである「理工学基礎プロジェクト」において、活動を報告する中間成果報告会を開催しました。学生が主体的に自らテーマを設定して進めた成果を各々発表し、意見交換を行い、教員からのアドバイス等を受けました。
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2023年度 FD研修会 を実施しました(2023/9/11)
年に1回の数理工教育研究センターの全教職員を対象とした「FD研修会」を9/11に実施しました。内容は各回テーマを設定し、教育現場における課題の抽出からその対応方法、学習支援等について教職員間でディスカッションをおこない、教育の改善活動に役立てています。
2023年度テーマは『2023 年度教育改革の事後評価と今後の検討』で、後学期開講の「線形代数学」をはじめ数理基礎科目群の科目運用についてディスカッションし、本センターが提供してきた学習支援プログラムや各種補助教材の見直しを図りました。
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数理リテラシー特別講座が始まりました!(2023/8/1~)
この特別講座は、専門分野の学習に必要となる数理リテラシーを集中的に学ぶことができるものです。とくに「応用編」は授業では扱わないより専門に近い数理能力の育成を図った内容となっていますので、専門科目に必要な数理リテラシーを着実に身につけることが出来ます!
今年度は開講9講座をオンデマンド型、ハイフレックス型(対面+Zoom)、対面型のいずれかの形式にて実施します。講座には599名の申込みがあり各々の講座では学生さんたちが夏期休暇を活用し、数理リテラシー能力の修得に勤しみました。
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「2023 KIT数理講座」を開催しました!(2023/7/15)
7月15日(土)に23号館4階にて、高校生を対象とした「KIT 数理講座」を開催いたしました。この講座は、地元高校生の皆さんに、計算や実験などを通して、数学や科学の面白さを知ってもらうことを目的としています。 当日は県内の高校生18名、教諭4名にご参加いただきました。ありがとうございました。
【講座の内容】
講座① “相転移ってどんなもの?”
水を冷やすと氷になり、逆に温めると水蒸気になります。このように、温度や圧力などによって物質の性質が大きく変化する現象は相転移と呼ばれます。同じ性質なのに、温度条件を変えるだけでその性質が変わる背後にはどんな仕組みがあるのでしょうか。本講座はシンプルな物理モデルを使って磁石の相転移をコンピューター上で観察し、この現象の奥深さや面白さに迫ります。
講座② “計算尺を使ってみよう”
現代ではコンピューターを用いて複雑な計算を行うことができます。関数電卓が登場する前は、複雑な計算をどのようにしていたのでしょうか。様々な工夫がある中、掛け算、割り算だけでなく、三角関数などの計算まで可能なアナログ計算機として計算尺が用いられ、現場では必要不可欠な道具でした。本講座では、計算尺を実際に用いて、その巧妙な仕組みを体感します。
【スケジュール】
10:00~10:30 |
開会 学長挨拶&学校紹介 |
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10:30~12:00 |
講座① |
田中 康寛 講師 |
12:00~13:00 |
ランチ体験(学食) | |
13:00~14:30 | 講座② |
中川 勇人 講師 |
14:30~15:00 |
閉会のご挨拶 |
数理工教育研究センター所長 |
”相転移ってどんなもの?”の講座の様子① |
“相転移ってどんなもの?”の講座の様子② |
“計算尺を使ってみよう”の講座の様子① |
“計算尺を使ってみよう”の講座の様子② |
第24回 数理工談話会を開催しました!(2023/6/21)
6月21日(水)に「第24回 数理工談話会」を対面にて開催しました。この談話会は、本センター教員と専門課程教員との情報交換、相互理解および基礎と専門間の教育の接続に関する改善?質向上を目的として開催しています。今回は威廉希尔中文网站 情報工学科の松井くにお 先生と交流を図りました。両分野の教員による研究内容の紹介として2つの講演を行いました。
講演 1 |
誰もが使える点字ブロック |
威廉希尔中文网站 情報工学科 教授 松井くにお先生 |
講演 2 |
強い電子間相互作用を持つディラック電子系における光誘起相転移 |
数理DS?AI教育課程 講師 田中 康寛先生 |
講演者 松井 くにお 先生 |
講演者 田中 康寛 先生 |
第1回「高大連携による数理教育研究会」定例研究会を開催しました!(2023/6/17)
6月17日(土)10:00~12:30の日程で、2023年度、第1回目となる「高大連携による数理教育研究会」(通算73回)を開催しました。この研究会では、高等学校の先生と本センター教員が数理教育における教育研究等の発表や情報?意見交換等を通して、高等学校と大学の連携による更なる数理教育の向上を目指しております。今回もハイフレックス(対面とオンライン(Zoom)の併用)で開催することといたしました。話題提供終了後、Zoomのブレイクアウトルームを利用して3つのグループに分かれ意見交換会を行いました。
【話題提供】
1.金沢錦丘高校における探求活動の取組
(石川県立金沢錦丘高等学校 教諭 青柳陽介 先生)
2.高校教員のための「STEAM教育とは」
(金沢工業大学 数理?DS?AI教育課程 教授 宮﨑栄治 先生 )
3. STEM統合型解析学とProblem-Based Learninngを意識した物理英語グループ学習の紹介
(金沢工業大学 数理?DS?AI教育課程 講師 秋山綱紀 先生 )
【意見交換会】
(1) STEAM教育を活かした教育活動の展開
(2) 探究活動におけるICTの活用
(3) 探求活動と情報教育?教科「情報」
【参加校】
石川県立金沢錦丘高等学校、石川県立金沢二水高等学校、星稜高等学校、石川県立能登高等学校、石川県立工業高等学校、北陸学院中学校?高等学校、石川県立田鶴浜高等学校、石川県立小松高等学校、京都市立京都工学院高等学校、ほか
事例紹介1 青柳 陽介 先生
事例紹介2 宮﨑 栄治先生
事例紹介3 秋山 綱紀 先生
意見交換会の様子
「2023年度 前学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」がとり行われました!
5月12日(金)5時限目に「2023年度 前学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」が執り行われました。33名が表彰の対象で27名が表彰式に出席しました。受賞された皆さま誠におめでとうございます!
今回の表彰理由は以下の通りです。
●数理リテラシーパスポートプログラムに参加し、授業や春期および夏期休業期間中の数理リテラシー特別講座を受講することで、所定の修得レベルに到達し、かつ所定の数理ポイントを達成した。(25名)
●工学系数学統一試験(EMaT)において、1科目以上受験し、優秀な成績を修めた。(2名)
●2022年度、積極的に数理工教育研究センターを利用し、1年次開講の数理基礎科目において、優秀な成績を収めた。(3名)
●数理考房?数検にチャレンジ!プロジェクトリーダーとしてプロジェクト活動を活性化し勉強会の内容を充実させた。(2名)
●数理リテラシー特別講座「ICTによる関数とグラフ」の学生スタッフとしてコンテンツ作成に大きく貢献した。(1名)
センター所長賞授与式の様子 |
センター所長賞授与式の様子 |