研究所の構成と概要

研究センター

やつかほリサーチキャンパス

材料システム研究所

材料システム研究所は、資源環境、社会環境、経済環境を包含する地球環境の中で、素材から構造物に至る材料の流れをシステムとして捉え、材料を取り巻く様々な技術課題を解決し、材料システムの最適化を図る。

扇が丘キャンパス

日本学研究所

日本学研究所は、我が国の歴史や伝統に関する研究と普及を目指す。日本人とは何か、日本の精神文化とは如何なるものかといったことを研究して、その本質を明らかにし、その伝統の良い部分を後世に伝えることを目的とする。

科学技術応用倫理研究所

科学技術応用倫理研究所は、科学技術者に関わる倫理?道徳?法律上の問題を批判的に分析?検討し、科学技術者の社会的責任について総合的な研究を行い、その成果を教育に還元する方法を研究する。

やつかほリサーチキャンパス

先端材料創製技術研究所

先端材料創製技術研究所は、基盤技術である塑性加工技術?切削加工技術?材料設計技術?計測技術を有機的に結合させることにより、新製品やそれら要素技術の創製や高度加工技術の構築を行う。日本経済を支えてきた“モノづくり”が主眼とする能率型生産方式にとどまることなく、近年問題視されている少子高齢化をサポートするカスタムメイド化やユーザーの多様化に対応して、小ロット部品をニーズに合わせた形で速やかに納入できる方式の確立を目指す。

やつかほリサーチキャンパス

生活環境研究所

生活環境研究所は、安心?快適な生活空間を創出するための水資源循環型環境浄化システムの開発を目的として、環境汚染重金属イオン除去システムの開発にあたる。

虎ノ門キャンパス

知的財産科学研究所

知的財産科学研究所は、知的財産という自然科学と社会科学の学際領域に関して、経験的実証性と論理的推論に基づいた法則の発見など、「知的財産科学」という新しい学問分野にふさわしい合理的知識の構築を目指す。「知的財産立国」を目指すわが国の人的基盤となる知的財産関連人材の速やかな供給を可能にする「知的財産教育」の科学的プログラムの開発も行う。

国際学研究所

国際学研究所は、国際関係の諸問題を総合的かつ広域的に調査研究する。安全保障や危機管理の諸側面に焦点を当てつつ、国内外のいまを読み、中長期的な戦略に立った21世紀日本のかたちを追求する。日本として国際社会を全体としてどのようなかたちにもっていくかという目標を持って、新たな秩序の形成とその維持に取り組む。

扇が丘キャンパス

地域共創イノベーション研究所

地域共創イノベーション研究所は、多様かつ複雑な地域の問題に関して、学術の面から解決を図る地方創生の学術的な拠点となることを目的とする。さらに、大学から技術?知識?人材を提供するだけでなく、地域連携の拠点として産学官など様々な立場の人材が交流して、地方創生を促進するプラットフォームとなることをめざす。

虎ノ門キャンパス

コンテンツ&テクノロジー融合研究所

コンテンツ&テクノロジー融合研究所は、衛星通信、ブロードバンド通信、デジタルシネマ技術、デジタル放送技術、インターネット、モバイル通信などデータ?セキュリティー技術により運用されるプラットフォーム上で、コンテンツとテクノロジーの融合を目指す。また、その最新技術分野並びに威廉希尔中文网站エンターテインメント産業において、グローバルな視点から芸術?技術?経営の融合ができる人材の育成と支援を行う。

やつかほリサーチキャンパス

航空システム工学研究所

航空システム工学研究所は、航空システム工学科の付属研究所として、航空機の開発?設計を念頭においた、より実用的に近い研究を行うとともに、ホームページ等を通じて各研究室の研究成果、教員の著作、学生の研究成果等について対外的に発信する。また教員同士が連携して、プロジェクトデザインIII等の学生の活動を効率的に指導する。

やつかほリサーチキャンパス

医工融合技術研究所

医工融合技術研究所は、医工融合領域での技術革新を生み出す研究拠点として設立し、医工連携を推進する中心的役割を担うとともに、将来的には医療技術分野での地域への貢献と、本研究所を中核とした北陸地区における産学連携による医療機器開発拠点を形成し、人にやさしい医療を提供することを目指す。

扇が丘キャンパス

加齢医工学先端技術研究所

我が国は今65歳以上の人口が急速に増加しており、今後10-20年にわたって急激な高齢化社会になっていく。この高齢化社会への突入によりさまざまな社会的ひずみが生まれるとされているが、その一つは高齢化にともない医療需要が増大することが懸念されている。医療経済のみならず、健康に老いるための取組が急務となっている。
加齢医工学先端技術研究所は、このような超高齢化社会への対応として再生医療などの先端医療への取組により、健康に老いるための医療技術を創生することを目指している。さらに医工学との連携により先端技術の新たな評価系といった創薬支援技術の開発にも取組む。このために、4つの研究グループを配置し、それぞれ独自の研究課題の取組みのみならず、相互連携して「加齢」という全体的な研究課題の推進を図ることとしている。

白山麓キャンパス

地方創生研究所

長期的な人口減少と都市部への人口集中を背景に、地方創生に取り組む研究機関として設立された当研究所は、研究フィールドとなる地方山間部の新たな街を「里山都市」と位置づけています。里山の持つ自然との共生、豊かなライフスタイルをユーザーエクスペリエンスの観点から研究し、ICT、IoT、AI等を駆使した防災?エネルギー?教育?医療?福祉?産業振興に結びづけ、地方経済における従来型ビジネスモデルをイノベーション創出型の新規ビジネスへと変革させることが当研究所の目標です。その成果は、都市部、さらには世界各地域にも適応されることになります。地元企業、産業界、自治体との連携を通して「新たな里山都市を創生する」全学横断型イノベーションプロジェクトを推進します。

扇が丘キャンパス

金沢歴史都市建築研究所

江戸時代初期に形成された街路網の多くが現代まで継承され、各時代の特徴を示す景観?庭園?建築など藩政期からの重層的な歴史的環境を今にとどめる金沢は、その魅力を活かしたまちづくりが現在も継続している最大の都市である。
金沢工業大学では、草創期から各専門研究者がこの金沢の歴史的環境?空間に着目し、都市?まちづくり、景観、建築の研究に継続して取り組んできた。また現在ではAR(拡張現実)等の最先端のICT技術を導入し、城下町金沢の歴史的資源を活かした未来型プロジェクトも進んでいる。
本研究所は、歴史都市金沢をテーマに各研究者が専門領域を活かして進めてきた都市?景観?建築の学術的研究、各種プロジェクトや社会貢献等の成果や活動を統合し、相互に連携を図り、その成果を社会に発信する研究機関である。

扇が丘キャンパス

AIラボ

本研究所は、1)社会に大きな影響を与えつつあるAI技術の適用方法に係る研究の推進、2)AI技術を自社の業務やサービス適用することに積極的な企業との共同研究の推進、3)AI技術の活用ができる技術者の育成のための教育コンテンツの充実、を目的とする。

活動内容

(1) 人工知能に係る技術者育成に関する活動

第四次産業革命の進展による技術革新に伴い、社会で活躍するために必要とされる知識やスキルの中で、特にAI技術分野の学習を目的とした、教育コンテンツの充実を図る。

(2) 人工知能の応用?適用に関する研究

情報技術AI研究所のAI技術に係る基礎研究成果を活用し、実社会の抱える課題解決のための適用研究を実施。

(3) 共同研究の推進

AI技術の導入に積極的な組織や研究機関との共同研究の推進。

やつかほリサーチキャンパス

KIT×KAJIMA 3D Printing Lab

金沢工業大学と鹿島建設株式会社が共同で、セメント系3Dプリンターに関する意匠?構造設計?材料?施工?機械システム?ロボット制御?表面処理?加工?ニーズ開拓等の研究?開発を実施する共創拠点(チャレンジコモンズ)です。3Dプリンティングに関する検討項目は、最適な材料の選定やロボットの制御のほか、補強材の設置を含めた構造計算や、解析によるシミュレーションなど、多岐にわたります。これに対し、土木?建築?機械だけでなく、電気?情報?景観計画といった広い分野において多くの知見を持つ金沢工業大学と、土木?建築の設計?施工技術や、ロボットなどを活用した施工の機械化?自動化に関する知見を持つ鹿島建設株式会社が、両者の知見や技術を活かしてセメント系3Dプリンティングに関する共同研究を行います。さらに、3Dプリンティングに使用する材料として、鹿島建設株式会社らが開発したCO2の削減や固定化が可能な環境配慮型コンクリートを使用します。Labにはロボットアーム式の3Dプリンターを設置し、複数の学科や課程に属する教員が連携し、学生も参加しながらプロジェクトを推進します。

鹿島建設株式会社との共創で研究?開発を推進

セメント材料を吐出するロボットアーム式3Dプリンター

KIT金沢工業大学

  • Hi-Service Japan 300
  • JIHEE
  • JUAA
  • SDGs

KIT(ケイアイティ)は金沢工業大学のブランドネームです。

Copyright © Kanazawa Institute of Technology. All Rights Reserved.