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博士前期課程1年の竹内さんが日本材料学会から優秀講演発表賞を受賞
環境土木工学専攻の修士1年生の竹内傑君が、5月24日(日)に愛媛県松山市の愛媛大学で開催された(社)日本材料学会の第58期学術講演会において工学設計Ⅲの成果の一部を発表し、「優秀講演発表賞」を受賞しました。
題目は「既設RC部材における腐食モニタリングシステムの開発」で、日本材料学会サイトでも紹介もされております。
http://www.jsms.jp/prize/yushu58.htm
建設材料のみならず、機械?電子?化学などの幅広い材料分野を対象にして、延べ220件の発表があり、内35歳以下の発表者を対象に、厳正なる審査を経て、竹内君を含めた6名が優秀講演賞を受賞しております。
竹内君の講演では、鉄筋コンクリートの補修後の対策効果を定量的に測定する技術を開発しました。
研究を指導する宮里准教授のコメント
「研究室の第1期生および第2期生として所属し、大学院博士後期課程まで進学した平石陽一(平成19年度修了)ならびに花岡大伸(平成20年度終了)が卒業した。これにより、学部から連続して進学したドクター生が居なくなり、平成21年度からは「研究室の第2世代」に転換している。この第2世代では初となる優秀講演賞を、年度当初の6月に竹内君が受賞したことで、現在の宮里研に所属する周囲の学生(同期?後輩)が、竹内君(竹内さん)を一つの具体的な目標として切磋琢磨する環境が整った。今後も、竹内君をはじめ、竹内君の周囲の学生も含めて、彼ら?彼女らの成長が楽しみである。また、この様な人材を育成することで、金沢工業大学環境土木工学科(大学院環境土木工学専攻)が社会から必要とされる教育機関になると信じている。」