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アズビー?ブラウン未来デザイン研究所長が東京?日本外国特派員協会で講演
アズビー?ブラウン未来デザイン研究所長は2010年2月8日、東京有楽町の日本外国特派員協会に招かれ、自著の「just enough」(意訳?己を知る)について講演、江戸時代の日本人のエコライフについて熱弁をふるい、約30人の内外のジャーナリストたちとディスカッションをしました。
日本外国特派員協会は1945年に設立された団体で世界の報道機関を代表する会社の東京特派員が加入300名以上の会員が参加しています。同協会はニュースになっている日本の政財会や要人や文化人を招いて会見や懇談をすることで知られています。ブラウン所長が招かれたのは話題の本を紹介する夕食会。
ブラウン所長の「just enough」は主に江戸時代の日本、日本人の節約、質素を基本とするエコロジカルな生活を自ら描いた豊富なイラストと共に紹介した本。里山を中心とする農民たちの生活、特にワラやモミガラまで「もったいない」と利用する稲作を描写しています。また当時、世界一の大都市でありながら水運を利用し、人間の排泄物までも肥料として利用した、高度に発達したエコロジカル都市、東京を見直しています。
just enough
lessons in living green from traditional japan
(英文版)地球を救う江戸先進のエコロジー
著者 アズビー?ブラウン(AZBY BROWN)
講談社インターナショナル