記事詳細
“人が感動する” VTR映像編集技術の開発にむけ共同研究を開始
金沢工業大学 感動デザイン工学研究所(所長 神宮英夫心理情報学科教授)はウェディング事業を手がける株式会社ポジティブドリームパーソンズ(東京都渋谷区)と、“人が感動する” VTR映像の編集技術を開発するため共同研究を開始します。
“感動”は一般的に測ることが難しい心理に関わる概念ですが、感動デザイン工学研究所では、心理学と工学の融合により“感動”を数値化?分析することで、「お客様のこころを動かすものづくり」に取り組んでいます。
この度の共同研究では、被験者に脳機能測定器、心電計、アイカメラ、発汗計を装着し、サンプルVTRを視聴した際に変化する生理的な数値を測定することで、どのような映像場面で感動しているのか科学的に分析し、そこで得られたデータから“人を感動させる技術“を見出し、結婚披露宴で撮影されるVTR映像の編集に活かしていきます。
ポジティブドリームパーソンズでは、この共同研究により「結婚式という感動的な一日を映像として永続的に残すことが可能になれば、近年その意味や必要性が議論される結婚式の価値向上にも貢献できる」と研究成果に期待を寄せています。
参考ニュース
ポジティブドリームパーソンズと共同でパーティや結婚披露宴における「感動度」の測定?分析を実施(2012年9月7日掲載)
http://www.kanazawa-it.ac.jp/kitnews/2012/1190808_2480.html