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自作ソーラーカーでオーストラリア大陸を縦断。10月11日に無事ゴールしました
2013年10月6日(日)からオーストラリアで開催された世界最大級のソーラーカーレース「The 2013 Bridgestone World Solar Challenge2013」 (以下「World Solar Challenge」)に出場した金沢工業大学夢考房ソーラーカープロジェクトの自作ソーラーカー「KIT Golden Eagle 5」は、10月11日(金)日本時間 17時15分、オーストラリア南部の都市アデレードのfinish lineに無事ゴールしました。(アデレードのtiming point 通過は日本時間14時26分)
「World Solar Challenge」はオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3000kmを走行する過酷なレースとして知られています。夢考房チームが参加した「Challenger Class」は大会メインのクラスで、今大会から初めて車両の4輪化の義務化されました。
「World Solar Challenge」公式Webサイト(http://www.worldsolarchallenge.org/)によれば「Challenger Class」にはイタリア(1)、インドネシア(1)、オーストラリア(2)、オランダ(2)、カナダ(2)、韓国(1)、コロンビア(1)、シンガポール(1)、スイス(1)、スウェーデン(1)、中国(1)、トルコ(1)、日本(3)、米国(2)、ベルギー(1)、マレーシア(1)の16カ国22チームが参加し、日本からは金沢工業大学、東海大学、工学院大学が出場しました。(カッコ内はチーム数)
金沢工業大学チームは「作れるものはすべて自分たちで作る」ことを活動のポリシーとしており、ボディはもちろん、モーターに至るまで学生自らが製作したソーラーカーで今大会に臨みました。
10月6日(日)にダーウィンを15番グリッドでスタート。途中、バッテリーの不具合や天候不良など、さまざまな困難に直面しましたが、大会6日目に無事ゴールしました。
参加メンバー16名(学生10名、教職員6名)は今月15日に帰国します。
詳細は下記の特設Webサイト「KIT金沢工業大学 World Solar Challenge2013への挑戦」をご覧ください。
http://kitnet.jp/sc/index.html