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「高校生のためのコンピュータ応用講座(楽しい組込みシステム入門)」を開催しました
金沢工業大学情報工学科では平成25年度石川県高等学校文化連盟理科部秋期行事の一環として「高校生のためのコンピュータ応用講座(楽しい組込みシステム入門)」(主催:石川県高等学校文化連盟理科部。共催:金沢工業大学)を11月9日(土)に扇が丘キャンパス23号館4階教室で開催しました。
県内の金沢大学附属高等学校、金沢泉丘高等学校、金沢錦丘高等学校、金沢伏見高等学校、星陵高等学校、七尾高等学校の理科部の生徒1、2年生12名が、「マイコンを用いたものづくり体験」と「LEGO(Mindstorms NXT)を用いたロボコン体験」の2コースに分かれて組込みシステムを体験しました。
「マイコンを用いたものづくり体験」では各種センサーやアクチュエーターを組み合わせてプラレールを制御しました。
(踏切の遮断機を下ろす、ポイントを自動的に切り替えるなど)
「LEGO(Mindstorms NXT)を用いたロボコン体験」では、LEGOロボットのカラーセンサーの読み込みやモータ駆動の制御をプログラミングで行い、定められたコースを自動で走行させました。
当プログラムは金沢工業大学が北陸先端科学技術大学院大学と連携して進める「高信頼とスマート化を実現する組込みシステム技術者の育成」(平成24年度文部科学省大学間連携共同教育推進事業)の一環として企画されました。
組込みシステムは、自動車やテレビ?洗濯機などの家電製品、カメラやスマートフォンなど、私達の身近な製品に多く使われている基幹技術です。この組込みシステムを使って実際にものづくりを体験することで、日頃学んでいる数理が情報技術にどのように生かされるのかを実践的に学びました。