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RoboCup世界大会@ホーム第9位。出村研究室と夢考房Juniorの合同チームが初出場で
7月17日~23日まで中国の合肥市で開催されたRoboCup世界大会に出場したロボティクス学科出村研究室と夢考房Juniorの合同チームが、@Homeリーグで世界第9位の成績を収めました。
今回、参加した出村研究室のメンバーは機械工学専攻修士2年西川徹さん、ロボティクス学科4年山森清広さん、武山徹さんの3名。夢考房Juniorからは明聖高校3年の出村賢聖さんが参加し、プログラマーとして大活躍しました。出村さんは高校生が大学の研究室で研究活動に取り組む夢考房JuniorのSROP(Student Research Opportunity Program)研究員で、5月から大学院生、大学生と伴に研究活動に取組んでいました。
世界大会では、学生達が開発したロボット「賢聖子ちゃんMINI」が故障に見舞われましたが、学生達の諦めない気持ちと努力により予選を突破し、9位まで順位を上げることができました。
今回、出村研究室チームが初出場したのは、生活支援ロボットの技術チャレンジである@Homeリーグです。キッチンや、リビングルームといった日常生活の場所で、ロボットがいかに役に立ち、人間と共に暮らしていけるのか?という可能性を探る競技です。
出村研究室チームは初出場ながら音声認識や画像認識に高いパフォーマンスを示しました。来年のRoboCup世界大会はドイツで開催される予定で、KITチームの活躍が楽しみです。