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ペーパープレーン製作から展示航空機の体験搭乗、特別講演会まで。
航空機を理解するための体験講義を、航空システム工学科が開催
金沢工業大学 航空システム工学科は、将来航空機の業界において活躍したい中学生?高校生を対象に、11月6日(日)に体験講義を開催します。
体験講義では、「ペーパープレーンを使った製作?実習?コンテスト」、「展示機(T-3初等練習機、OH-6Dヘリコプター)?フライトシミュレータによる体験講義」、「エアライン技術者およびJAXA研究員の方の特別講演」を行います。航空機を身近に感じられるイベントです。ぜひご参加ください。
※この体験講義は、文部科学省の平成28年度宇宙航空科学技術推進委託費事業「実機飛行を通した航空実践教育の展開」の一環として行われます。
航空システム工学科での体験講義を通して航空機を理解しよう
-ペーパープレーンから実機まで-
日時: 平成28年11月6日(日)10時~16時(受付9時30分より)
場所: 金沢工業大学 扇が丘キャンパス
対象: 中学生、高校生(定員80名)
申し込み: 本イベントへの参加を希望される中学生?高校生の方は、下記Webページより11月5日(土)までに事前申し込みをお願いします。
申し込みWebページ: http://www.kanazawa-it.ac.jp/event/form01/form.html
当日スケジュール:
9:30-10:00 | 受 付 | |
10:00-10:20 | 挨拶、航空システム工学科紹介 | |
10:20-10:40 | 特別講演「ヘリコプターの活用」(JAXA 齊藤 茂 氏) | |
10:40-10:50 | 休 憩 | |
10:50-11:50 | ペーパープレーン製作 | 体験講義(展示機、シミュレータ) |
11:50-12:50 | 昼 食 | |
12:50-13:50 | 体験講義(展示機、シミュレータ) | ペーパープレーン製作 |
13:50-14:00 | 休 憩 | |
14:00-14:40 | 特別講演「航空の魅力と課題」(全日空商事 渡辺 進 氏) | |
14:40-14:50 | 休 憩 | |
14:50-15:50 | コンテスト(機体調整法含む) | |
15:50-16:00 | 閉会式 |
注意事項:
?ペーパープレーンの製作でボンド等を使用しますので、作業しやすい服装でご参加ください。
?上履き?スリッパ等をご持参ください。
?体験講義当日、大学の食堂?売店等はご利用できません。昼食は各自でご持参いただくか、近隣の飲食店をご利用ください。
?扇が丘キャンパスへの交通アクセスは、下記Webページをご覧ください。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/ogigaoka.html#access
?車でお越しの場合、大学の駐車場(1号館前の駐車場)をご利用ください。1号館の場所については、下記Webページにて確認できます。
http://www.kanazawa-it.ac.jp/about_kit/ogigaoka.html
特別講演 講師略歴
渡辺 進 氏
全日空商事株式会社 航空?電子カンパニー
プロジェクトディレクター
2012年、ANAを退職され、全日空商事㈱に入社。ANAでは、整備本部の技術部門に長年従事され、主に航空機システムエンジニアリング、技術開発を担当。主要不具合防止のため、国内中小企業と協業して改良型部品を開発し、米国や日本の認証を多数取得。長年にわたる欧米メーカーやMRO会社との業務を通じ、グローバルルールやMROの状況を学び、特に米国のメーカー、MRO会社、FAA、DERと広範なネットワークを持つ。航空輸送技術センターや日本航空宇宙工業会等の委員を歴任。国内ルールの整備や航空産業の裾野拡大のための提言を行っている。
齊藤 茂 氏
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
チーフエンジニアリング室 特任担当
1980年 東京大学大学院 工学系研究科 航空学専門課程修了 工学博士取得。米国NASA Ames 研究所にて米国国家研究委員会 奨励研究員。 東京大学 威廉希尔中文网站 航空学科 助手をへて、1985年(旧)航空宇宙技術研究所に入所。ヘリコプタの空気力学、飛行制御力学、空力音響学、数値流体力学、構造力学等を研究する傍ら、(旧)科学技術庁 研究開発局 宇宙企画課 課長補佐、(旧)独立行政法人 航空宇宙技術研究所 企画室次長を歴任。日本航空宇宙学会 回転翼部門 委員長、日本ヘリコプタ協会 会長、米国ヘリコプタ学会理事を歴任。2003年(独)宇宙航空研究開発機構の発足時より、ヘリコプタ技術セクションリーダ。2012年3月定年退職、現在(独)国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)において、チーフエンジニア室、特任担当役。