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国際交流の拠点「KIT国際交流会館」が完成。最大50名の留学生が滞在可能で、文化を超えた共創教育のさらなる充実へ
金沢工業大学では、昨年10月5日より高橋川沿いで建設を進めてきました「KIT国際交流会館」(野々市市高橋町148番地)がこのたび完成しました。
「KIT国際交流会館」は鉄骨造、3階建、延床面積は2,574.39平方メートル、総工費は約7億円です。2階、3階は留学生の住居エリアで、個室5部屋と共有スペースで構成されたユニットが10ユニットあり、最大50名の留学生が滞在可能です。各ユニットには共有スペースとしてミニキッチンが備わったリビングとトイレ、シャワールームがあり、プライベートを保ちつつコミュニケーションがはかれるようになっています、またそれぞれの個室とユニットリビングにはテラスがあり、高橋川を眺望できます。
1階部分にあるミーティングスペース(会議室)は畳の小上がりを備え、到着早々、日本文化に触れられるようになっています。またコミュニケーションコモンズ(談話室)は留学生と金沢工業大学の学生との活発な交流の場として活用が期待されています。
金沢工業大学ではこのたびのKIT国際交流会館の完成により、「世代?分野?文化を超えた共創教育」のさらなる充実をはかります。海外協定大学との交換留学プログラムや、越日工業大学(ベトナム)とのバディ制インターンシップ、越日工業大学や泰日工業大学(タイ)の学生と地域の課題に取り組む問題発見?解決プログラム、アジアの学生と多国籍チームを組み、解決策の製品化に取り組むラーニングエクスプレスなど、従来から実施してきた国際交流プログラムの充実をはかります。さらに、金沢工業大学の学生が留学生との交流を通じて、キャンパスにいながら、異文化への理解と日本文化への再認識を深め、これからのグローバル社会で活躍するうえで欠かせない素養を身につけていくプログラムも発展させてまいります。