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日本発の8人乗り電動垂直離着陸機 "空飛ぶクルマ"の開発中心メンバーとして、航空システム工学科 赤坂剛史講師と同学科4年の海野晃弘さんが参画
世界的に関心の高まりをみせる"空飛ぶクルマ"。日本でも電動航空機ベンチャーTemmaが2018年7月に設立され、機体開発の中心メンバーとして金沢工業大学威廉希尔中文网站航空システム工学科の赤坂剛史講師と同学科4年の海野晃弘さんが参画することになりました。
Temmaが開発を目指すのは、8人乗りのハイブリッドeVTOL。早期実現を目指すため、電池とガスタービン発電機を組み合わせた電動の垂直離着陸機とし、巡行速度 300 km/h (ヘリコプターの2倍速)、中距離(50km~300km)の移動を想定しています。
身近な発着場、Vertiportから垂直離陸し、渋滞無しで目的地まで飛行するもので、2024年の耐空証明取得を目指しています。
【空の移動革命に向けた官民協議会が発足】
"空飛ぶクルマ"の実現に向けて世界的に関心の高まりがみられるなか、経済産業省製造産業局及び国土交通省航空局が事務局となった「空の移動革命に向けた官民協議会」が設立されました。
2018年8月29日に虎ノ門ヒルズで行われた「第1回 空の移動革命に向けた官民協議会」ではDrone Fund、CARTIVATOR、日本電気株式会社、株式会社プロドローン、テトラ?アビエーション株式会社、株式会社 Temma、Uber Technologies Inc.から空の移動の将来像について発表が行われました。