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大学院建築学専攻の大西真昴さんが「第24回北陸の家づくり設計コンペ」で最優秀賞を2年連続受賞
富山県の住宅メーカー?オダケホームが毎年開催している「第24回北陸の家づくり設計コンペ」で、金沢工業大学の大西真昴さん(大学院 博士前期課程 建築学専攻2年、蜂谷研究室)の作品「ひきこもり家」が最優秀賞を受賞しました。大西さんは2017年の第23回北陸の家づくり設計コンペでも最優秀賞を受賞しており、2年連続での最優秀賞となります。
大西さんの作品テーマは「ひきこもり家」。厳しい冬とそこから生まれる家へのひきこもり、現代の生活形態のバランスをとりながら、家族と時間を共有しながら自分だけの空間を持つ建築プランを提案しました。具体的なプランとして、家族と過ごす空間と一人で過ごす空間をリビングにつくり、個人の部屋を用途ごとに分解しカプセル化しています。また、冷暖房をリビングのみで稼働させることでエネルギーを効率化させる工夫や、冬の日光を取り込むような工夫などが盛り込まれています。
金沢工業大学の学生の受賞作品は下記の通りです。
最優秀賞 「ひきこもり家 一番寒い季節。はやく帰って、みんなで家に引きこもろう。」
大西真昴さん(大学院 博士前期課程 建築学専攻2年)
特別賞 たんぽぽ賞(オダケホーム賞) 「柔らかなまなざし、細やかなぬくもり。」
若月るりさん(大学院 博士前期課程 建築学専攻2年)
優秀賞(大学?大学院の部) 「四季と寄り添う家」
南翼さん(大学院 博士前期課程 建築学専攻2年)
今年度は「冬も楽しい雪国の家」がテーマと設定されました。応募総数は84点で、審査を経て3部門計12点の入賞作品と8点の佳作が決まりました。表彰式?作品発表会は10月27日(土)に富山県民小劇場オルビス(富山市桜町1丁目1番61号)で行われます。
また、コンペ応募作品は各地の巡回作品展で展示されます。金沢工業大学では12月5日(水)~12月11日 (火)の期間に作品展が行われます。
会 場 | 期 間 |
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富山新聞社 高岡支社 | 10/30(火)~11/9(金) |
福井大学 | 11/14(水)~11/21(水) |
福井工業大学 | 11/22(木)~11/30(金) |
金沢工業大学 | 12/5(水)~12/11(火) |
北日本新聞社 高岡支社 | 12/12(水)~12/18(火) |
富山大学 高岡キャンパス | 12/19(水)~12/25(火) |
日本海ガスショールーム プレーゴ | 2019/1/5(土)~1/11(金) |
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