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外国人住民が「誰一人取り残されない」まちづくりを目指して。 授業の一環で制作した行政サービスの英語版パンフレットを野々市市に寄贈。
「イングリッシュセミナー」の授業の一環として学生が制作に取り組んだ「ののいちいきいき健康診査」、「図書館利用案内」、「家庭ごみ収集日と分け方(改定版)」、「のっティバス時刻表(改定版)」の英語版パンフレットの寄贈式が3月19日(月)15時から野々市市役所で行われ、制作にたずさわった学生が粟貴章市長に手渡しました。
金沢工業大学英語教育課程では、英語を使って地域社会の問題発見、解決に取り組む地域貢献型プロジェクトを正課(授業)に採り入れています。
今回野々市市に寄贈した英語版パンフレットは、学生が「デザイン思考」を用いて野々市市の外国人住民へ英語でインタビューを行い、外国人住民が行政サービスを受けやすくするためのニーズを発見し、解決策を考え、具体化したものです。
*「デザイン思考」:ユーザー中心の問題発見?解決によりイノベーションを創出する手法
【今回寄贈するパンフレットに関わった学生のみなさん】
■『ののいちいきいき健康診査』
宮崎 紗弥香さん(航空システム工学科2年) (*「崎」は「立つ崎」)
佐藤 将さん(機械工学科2年)
堀井 一志さん(機械工学科2年)
■『図書館利用案内』
赤林 直紀さん(機械工学科1年)
宇波 拓海さん(機械工学科1年)
花房 誠一郎さん(電気電子工学科3年)
■「家庭ごみ収集日と分け方(改定版)」「のっティバス時刻表(改定版)」
豊川 ヘンリー善崇さん(情報工学科3年)
能美 龍星さん(経営情報学科4年)
金沢工業大学では国連全加盟国が合意した「誰一人取り残さない」を理念とするSDGs(持続可能な開発目標)に大学をあげて取り組んでいます。
学生たちが野々市市在住外国人に英語でインタビューを行い、把握されたニーズをもとにパンフレットの英語化を進める当活動もSDGs関連プロジェクトの一つで、こうした取り組みが評価され、昨年12月には安倍総理大臣を本部長とするSDGs推進本部から第1回「ジャパンSDGsアワード」を授与されています。
【今回寄贈した英語版パンフレット】
*PDFで見ることができます。
関連リンク
安倍総理大臣を本部長とするSDGs推進本部から大学として唯一。第1回「ジャパンSDGsアワード」SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞を受賞。