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情報セキュリティを学ぶ学生20名がサイバー防犯ボランティアとして石川県警察本部から委嘱。セキュリティ教室の開催やサイバーパトロールの活動などで、サイバー空間の安全に貢献へ
金沢工業大学 情報セキュリティスキルアッププロジェクトの参加学生のうち、有志の20名がサイバー防犯ボランティアとして石川県警察本部から委嘱されました。
6月12日(水)19時に石川県警察本部サイバー犯罪対策室の方が金沢工業大学に来学し、委嘱状交付式を23号館パフォーミングスタジオで行いました。委嘱状交付式では、県警の岡部警視から、代表で情報工学科2年の比嘉友風さんに委嘱状が手渡されました。岡部警視の挨拶ののち、宮下警部からサイバー防犯ボランティアの説明がありました。
サイバー防犯ボランティアの任期は2019年6月12日(水)~2020年3月31日(火)まで。サイバー防犯ボランティアは、広報啓発やサイバーパトロール等の各種活動を通じ、サイバー空間における健全化と規範意識の向上を図り、サイバー空間の安全を確保することを目的としています。具体的な活動として、学校等でのサイバー教室などの広報啓発?教養活動、サイバーパトロールによる違法情報?有害情報の浄化活動、最新の犯罪被害や脅威の情報交換などを行います。
サイバー防犯ボランティアには、これまでに、情報セキュリティスキルアッププロジェクトから2016年度に3名、2017年に6名、2018年に15名の学生が委嘱されてきました。
情報セキュリティスキルアッププロジェクトについて
情報セキュリティスキルアッププロジェクトは、前身となるセキュリティ勉強会を発展させ、2014年に設立されたプロジェクトです。これまでに、KITpro勉強会(KITセキュリティフォーラム)の開催、セキュリティ勉強会、講習会に参加してのスキルアップ活動、小中学生を対象としたセキュリティ教室の開催などを行ってきました。約70名の学部生?大学院生が参加しています。