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ワークショップ参加者を国際商談会に集う宝石商人に見立てて国際力養成。経営情報学科 松林研究室がゲーミフィケーション研究を推進。神田外語大学 豊田研究室とのコラボレーションでカードゲーム体験ワークショップを開催
金沢工業大学 情報フロンティア学部 経営情報学科 松林賢司教授の研究室では、6月13日(木)、経営情報学科1、2年次の学生を対象に、国際力養成カードゲーム「ジュエルバザール」の体験ワークショップを神田外語大学 外国語学部 国際コミュニケーション学科の豊田聡准教授をお招きして実施しました。
ワークショップは金沢工業大学経営情報学科4年の成田大樹さん(ジュエルバザール開発プロジェクトリーダー)のファシリテーションで行われました。
松林研究室では、専門の一つであるビジネスデザインの実践研究力を活かし、ゲーミフィケーション「ジュエルバザール」を創発した豊田聡准教授の研究室と共同で、普及のためのシミュレーションを行っています。
*ゲーミフィケーション(gamification):ゲームの仕組みを応用して参加者の意欲を高める手法
国際力養成カードゲーム「ジュエルバザール」は神田外語大学の豊田研究室が国際商談会から着想を得て2010年に考案した教育ゲームです。授業や研修の参加者を世界より集う宝石商人に見立てて行われることから「ジュエルバザール」と名付けられています。ゲームではプレーヤ間で競合と協調を繰り返しながら、手持ちの原材料を製品に変え、交易成果を競います。トレードショーがもつ高揚感のなか、英語を使い、交流を楽みながら自然に国際ビジネスコミュニケーション能力が養えるため、北海道、東北、関東、北陸、関西の大学、高等学校での授業や、自治体、企業における研修、セミナーなど、さまざま場でワークショップが実施されています。市販のプレイングカードでの実績をふまえ、今回はじめて松林研究室との共同研究で専用カード化され、その効果を検証しています。
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