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学生手作りの灯りのオブジェが台風一過の金沢の夜を彩る。 金澤月見光路ライトアップが令和元年10月13日(日)に行われました
「結構みんな時間をかけてやってきたので、ちょっと悲しいですね。せめて1日だけでも開催できればと思っているのですけれども」
学生の一人は9日(水)の設営時、テレビ局のインタビューにそう答えていました。
城下町?金沢の秋の風物詩として市民から親しまれている「金澤月見光路」。10月11日(金)と12日(土)は台風19号の接近に伴いライトアップは中止となりましたが、最終日の10月13日(日)は18時から実施され、台風一過の金沢の夜を、学生手作りの灯りのオブジェが彩りました。
金澤月見光路とは
月見光路(つきみこうろ)とは、金沢市中心市街地を元気づけようと、金沢工業大学の学生達と地元商店街?地域住民が連携して、あかりで街中を幻想的に演出するライトアップイベントです。学生達は自ら制作したたくさんのあかりを街の中に散りばめ、夜の城下町をロマンチックに演出します。このイベントは平成16年から実施され、今では城下町?金沢の秋の風物詩として親しまれています。学生が主体となった継続的なプロジェクト活動に対する評価は高く、2007年度には北陸建築文化賞、2009年度グッドデザイン賞、2013年度には金沢市文化活動賞を受賞しています。
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10月10日に行われた試験点灯の模様がご覧になれます(【金澤月見光路 10月13日(日)は実施します】台風19号接近に伴う「金澤月見光路2019」開催スケジュールについて)(2019.10.13)
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