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日系ICT企業への人材輩出を目指して金沢工業大学情報工学科への編入学及び金沢工業大学大学院情報工学専攻への進学を推進。スリランカ日本情報科学短期大学が金沢工業大学と学術協力協定締結
金沢工業大学(学長 大澤敏)ではこのたび、スリランカにあるLANKA NIPPON BIZTECH INSTITUTE(日本語名「スリランカ日本情報科学短期大学」、古賀道夫理事長、以下「LNBTI」)卒業生を金沢工業大学及び同大大学院が留学生として受け入れる内容を含めた学術協力協定を締結します。締結式は11月11日(月)13時より金沢工業大学扇が丘キャンパス1号館益谷記念室で挙行しました。
LNBTIは、日系ICT企業への人材輩出を目指して、日本とスリランカのソフトウェア会社の共同出資により、2016年10月にコロンボ郊外のマハラガマで開学した3年制の短期大学です。Software Engineering学科とInformation Technology学科の2学科があり、ICT関連技術とともに、日本語や日本の文化、商習慣や品質基準に関する教育も行われます。
LNBTIは、2019年度末に最初の卒業生を輩出することに向けて、同大学卒業生の日本の大学への編入学と学位取得の道筋を大きな特徴に位置付けるため、2017年より金沢工業大学とLNBTIはLNBTI学生の金沢工業大学への進学や大学間の学術協力について協議を進めてまいりました。
金沢工業大学ではLNBTIの教育内容や成績評価方法、単位数等について検討を重ね、情報工学分野のカリキュラムにおいても高い親和性を相互に確認でき、学術協定締結後の初年度となる2020年度の4月には、金沢工業大学への編入学を見込んでいます。