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大学院高信頼ものづくり専攻チームが先端材料技術協会主催のCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使った学生ブリッジコンテストで優勝
先端材料技術協会(SAMPE-Japan)主催の学生ブリッジコンテストが東京大学本郷キャンパスで令和元年11月29日(金)に開催され、金沢工業大学大学院工学研究科高信頼ものづくり専攻チームが優勝しました。
本コンテストは、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製のブリッジを実際に製作することを通して、設計?成形を肌で体験し、その能力を高めることを目的に開催されています。CFRP製のブリッジの強度試験のほか、材料や製作方法?設計方針をハイライトしたポスターを作成し、順位を競います。
東京大学、日本大学、岐阜大学、京都工芸繊維大学など、並居る強豪10チームが参加する中、耐荷重が15,000lbf(約6.7ton)のカテゴリーGに参加した高信頼ものづくり専攻の有志学生5人が製作したブリッジが同カテゴリーにおいて最も高い曲げ耐荷重を示し、見事に優勝を果たしました。
出場学生5名はいずれも博士前期課程1年で、複合材料の研究を行っている斉藤博嗣准教授の研究室に所属しています。修士研究を通して各自が培った数値シミュレーションや材料?構造設計、成形技術などに基づきブリッジの設計を行い、金沢工業大学革新複合材料研究開発センター(ICC)の技術サポートの下、成形を行いました。