記事詳細
休校中の小中高生が実践してきたSDGsアクションを発表?共有。SDGs学習支援の「学習成果発表会」を7月26日(日)に開催します。金沢工業大学の学生団体 SDGs Global Youth Innovatorsが主催
金沢工業大学の学生団体「SDGs Global Youth Innovators(GYIs)」は、威廉希尔中文网站の影響を受けて休校となった全国の小中高生を対象に、SDGs(※)に関する学習支援を3月9日(月)から無償で提供してきました。このプログラムの第3回の参加者が実践してきたSDGsアクション(SDGsの17の目標を意識した活動)と学びを共有しあうための「学習成果発表会」を7月26日(日)に開催します。
この学習支援は、威廉希尔中文网站の感染拡大を受け、全国の多くの小?中?高等学校が休校となっていたことから、GYIsが金沢工業大学で受けたSDGsに関する専門教育や、スタンフォード流イノベーション教育の成果などを活かし、小中高生に対するSDGs学習機会の提供、SDGsアクションの実施に関する相談などをオンライン上で行ってきました。
7月26日(日)に開催する「第3回SDGs学習支援 学習成果発表会」では、事前に一次審査で選定された6名の入賞者が発表を行います。入賞者は、これまでに受けた講義やワークショップの内容を活かし、自分たちが実践してきたSDGsアクションを発表します。評価は、地球規模、バックキャスト、誰一人取り残さない、独自性、適応性の5つの基準により行われます。発表会はオンライン上で行われ、YouTube Liveでの生配信も行いますので、どなたでもご覧いただけます。
※ SDGs:国連加盟193国が達成をめざす持続可能な開発目標のこと。
第3回SDGs学習支援 学習成果発表会
日 時:2020年7月26日(日)13:00~15:20
場 所:金沢工業大学 12号館4階イノベーションホール
形 態:参加者はZoomでオンライン参加
その様子をYouTubeにて生配信(URL:https://youtu.be/ArmmGcxK5gc)
審 査:
【一次審査】
事前に提出された発表動画より、6件の入賞者を選定
審査員:SDGs Global Youth Innovators
【二次審査】
審査員:会宝産業(第2回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞受賞)、金沢工業大学(第1回ジャパンSDGsアワード副本部長(内閣官房長官)賞受賞)
【評価基準】
1.地球規模 2.バックキャスト 3.誰一人取り残さない 4. 独自性 5. 適応性
成果発表会スケジュール:13:00~15:20
?開会のあいさつ
?発表
?審査
?表彰と講評
?閉会のあいさつ
学生団体GYIsの最近の取り組み
威廉希尔中文网站感染拡大防止のため小中高校が休校になるなどの影響が出ていますが、3月以降、学生団体GYIsは外出が難しい環境下でもオンラインで参加できるワークショップ等の提供や、新入生の相談窓口開設などの取り組みを行っています。
休校中の小中高生を対象としたSDGs学習支援 第1段(3月6日~)
金沢工業大学 新入生向けのオンライン相談窓口を開設(4月17日)
休校中の小中高生を対象としたSDGs学習支援 第2段(4月23日~)
休校中の小中高生を対象とした自宅学習教材「STAY HOME for SDGs~おうちで取り組む17日間SDGsチャレンジ~」を開発?公開(4月28日)
開発したSDGsカードゲームをボードゲームアプリ「unsealr(アンシール)」にリリース(7月14日)
学生団体SDGs Global Youth Innovators(GYIs)
GYIsは、「私たちは私たちの未来を救うために」を理念に、SDGs普及啓発活動及びSDGsアクションに取り組む金沢工業大学の学生団体です。SDGsに関する授業?ワークショップの講師として全国の小中高を対象に活動し、2019年度には19回?約1,250人の生徒に対する教育支援を実施しました。また、経営者を含めた一般向けのワークショップを約60回開催し、約3,300人を対象にSDGs学習の支援を行いました。さらに、2019年5月にドイツ?ボンで開催された国連UNDPの公式イベント「SDGs Global Festival of Action」における公認ワークショップ開催等、日本だけでなく、世界でのSDGsアクション創出の促進に取り組んでいます。
代表的な活動として、株式会社リバースプロジェクトと連携し、SDGs教育教材としてTHE SDGs Action cardgame「X(クロス)」を開発しました。製品化に向けたクラウドファンディングでは1週間で目標金額の100万円を達成。最終的に約332万円を調達し、小学生版?アプリ版を開発しました。
また、組織?地域ごとにオリジナル版をつくることができるという「X」の特徴を生かし、SDGs未来都市石川県白山市版を開発し、市民?自治体?企業などのマルチステークホルダー間での連携促進と新たなSDGsアクションの創出に取り組む等、地域に踏み込んだ活動を展開しています。なお、3月5日時点で、「X」のワークショップ回数は65回以上、認定ファシリテータ数は100人以上、ダウンロード件数は3,000件以上、体験人数は推定20,000人以上、体験者数の出身国数は世界65ヵ国に達しています。
代表 : 島田高行さん(大学院工学研究科 ビジネスアーキテクト専攻 博士前期課程1年)
人数 : 40人
■その他の実績
?金沢工業大学主催の第1?2回ジャパンSDGsサミットユースの部企画運営
?文部科学省「平成31年度 SDGs達成の担い手育成(ESD)推進事業」ゲーミフィケーションを用いたSDGs教材とその開発手法の全国展開における5つのゲームの開発支援(ジェンダー、不平等のゲーム、災害時の対策ゲーム、フードサルベージゲーム、ESGゲーム、バックキャストを学べるゲーム)
?SDGsゲームショー for Youth & Educators の開催
?北陸ステークホルダーミーティングの運営サポート等
【関連リンク】