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大学院高信頼ものづくり専攻の齋藤拓也さんが「第45回複合材料シンポジウム」で「優秀学生賞」を受賞
高信頼ものづくり専攻修士1年の齋藤拓也さん(斉藤博嗣研究室)が、令和2年9月24日(木)、25日(金)にかけてオンライン開催された日本複合材料学会主催の「第45回複合材料シンポジウム」において「優秀学生賞」を受賞しました。
同賞は複合材料シンポジウムにおいて、事前に学生賞に応募した学生を対象に、予稿集原稿の審査および発表内容、質疑応答などを総合的に評価されるもので、今年度は東京大学、東北大学、早稲田大学、東京理科大学などから13名の学生が応募しました。齋藤さんが受賞した「優秀学生賞」は、最優秀発表賞である「林学生賞」1件に次いで、優秀な発表を行なった学生に授与されるもので、今回は2件が表彰されました。
齋藤さんは学部4年次より、FRPを構成する繊維に対する樹脂の染み込みやすさをあらわす浸透性に着目し、ミクロスケールの樹脂の染み込みがマクロスケールの浸透性におよぼす影響について、詳細な実験データの蓄積と、その考察を行なってきました。修士研究ではさらにミクロスケールの樹脂流れを表す因子を実験的に求め、浸透性との相関性について明らかにし、今回はこれらの成果が総合的に評価されたものです。
【講演題目】平織ガラス/樹脂の浸透性と毛管数の層間性におよぼす表面処理の影響評価
【著者】齋藤拓也、水谷健志、斉藤博嗣(指導教員)、金原勲