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情報工学科中沢実研究室から5件受賞の快挙。「第28回 マルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理ワークショップ (DPSWS2020)」で
「第28回 マルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理ワークショップ (DPSWS2020)」(主催 情報処理学会マルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理研究会)が2020年11月11日(水)から13日(金)までオンライン/オンサイト併催で開催され、情報工学科中沢実研究室の5件の研究発表が受賞しました。
情報処理学会マルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理(DPS)研究会では、高速通信、分散コンピューティング、マルチ威廉希尔中文网站情報通信、知的通信、プロトコル、分散協調などの研究分野について活発な研究発表が行なわれています。これらの研究について、通常の研究会ではできない深い議論を行なうため、1993年より合宿形式のマルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理ワークショップが開催されています。
第28回となる今回は、威廉希尔中文网站感染症対策からオンラインとオンサイト(会場 静岡県伊東市)とのハイブリッドでの開催となり、中沢実研究室の学生は金沢工業大学扇が丘キャンパスにある中沢研究室 i2labからオンラインで発表を行いました。
第28回 マルチ威廉希尔中文网站通信と分散処理ワークショップ (DPSWS2020)
受賞した研究の概要
■優秀論文賞 (査読者がつけた論文ポイントが高得点)
「図表抽出を含めた学術論文要約システムの開発と検証」
佐藤照大、 中沢実(金沢工大)
[概要]
近年注目されている研究分野では学術論文の投稿数?採択数が急増しており、研究者のサーベイや査読の負担が課題となっている。学術論文には文章の他に図表が掲載されており、これらを適切に活用することで内容の把握に役立てられる。しかし文章要約の研究が進められている一方で、図表の重要性を考慮した自動要約はあまり注目されていない。また、要約精度の評価の他に、ユーザによる十分な評価がされてこなかった。本研究では文章要約?図表抽出?重要図表の選択を組み込んだ要約スライド生成システムを開発した。
■ 優秀デモンストレーション賞
「遠距離恋愛支援システム(HALOP) 心拍と体温でつながる抱き枕」
安達聡子、間山美和、栁澤理紗、中沢実(金沢工大)
[概要]
就職や地?配属、海外転勤など遠距離恋愛なる可能性は?いにある中、コミュニケーション頻度の低下に不安を感じている?が多い。本研究は、Fitbit APIから相手の秒刻みの?拍を取得し、取得された?拍からWebアプリで?拍?を作成することで、頻繁に電話が出来なくても相?とのつながりを感じ離れているという不安感を払拭。抱き枕の中に体温を再現する電気ヒーターと相?の?拍?が聞こえるスマートフォンを?れて抱きしめることで安?感やつながり感を得ることを目指した。
■優秀ポスター賞
「加速度センサを用いた声帯振動による母音識別」
本田彰吾、中沢実、高野佐代子(金沢工大/ロチェスター工科大学)
[概要]
舌にがんを患った患者は、癌の摘出手術後、舌を失うことで、思い通りに発声できないケースがある。手術後の問題を解決するための方法として、舌のレプリカを装着し、発声を補助するという物理的なものがある程度であり,その他の解決方法はあまり存在しない。そこで本研究では、このような問題に対して、脳波と声帯振動のデータ用いた、物理的ではなく、システム的なアプローチによって解決 することを目指した。
■優秀プレゼンテーション賞 (22件の発表から優秀なプレゼンテーションを行った)(全体の1/3)
「交差点事故における人の判断を考慮したモデルベース自動運転システムの提案と開発」
栁澤理紗, 中沢実(金沢工大)
[概要]
現在、自動運転システムの開発は盛んに行われている。しかし、現実空間で多くの運転走行や学習用の走行データを蓄積する場合にコストがかかること、現実に事故を発生させることが困難であるため、事故が発生しそうな場面に遭遇した際の自動運転システムによる必要な判断が不明なこと、日本では自動運転システムの実施可能な走行場所が少ないという3つの問題がある。そこでCARLA上で日本国内における交通事故の発生頻度の高い、右折車と直進車の事故の再現と搭乗者が安全と感じることができる自動運転システムを実現する。
■優秀プレゼンテーション賞 (22件の発表から優秀なプレゼンテーションを行った)(全体の1/3)
「図表抽出を含めた学術論文要約システムの開発と検証」
佐藤照大、 中沢実(金沢工大)