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革新複合材料研究開発センター?研究員の保倉篤さん(宮里研究室)が「FRP複合構造?橋梁に関するシンポジウム」で「優秀講演賞」を受賞
革新複合材料研究開発センター?研究員の保倉篤さん(環境土木工学科 宮里心一研究室所属)が、11月13日に開催された「第8回FRP複合構造?橋梁に関するシンポジウム」において、「優秀講演賞」を受賞しました。このシンポジウムは、金沢工業大学で開催予定でしたが、威廉希尔中文网站の感染拡大防止のため、開催方法がオンラインへ変更になりました。土木学会の主催、および日本建築学会、日本材料学会、日本複合材料学会、強化プラスチック協会の後援のもと、22編の講演があり、厳正なる審査を経て、4件の優秀講演賞が選ばれました。革新複合材料研究開発センターを拠点に行われる「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」の研究も、最終年度の2021年に向けて集大成のまとめに向かいつつあり、その成果の一部が受賞に至りました。
【講演題目】
塩分環境下で暴露したコンクリート梁の電気化学的測定および曲げ耐荷力に関するFRTPロッドと鉄筋の比較
【著者】
保倉篤さん、宮里心一教授
【講演要旨】
鉄筋およびCFRTPを補強筋として、電気化学的測定、曲げ載荷試験および補強筋の外観観察を行った。その結果、 CFRTPに対しても交流インピーダンス法により電気化学的測定ができること、CFRTPの耐塩害性が高いことを、検証できた。