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大学院電気電子工学専攻の学生チームが国際会議ISAP2020のStudent Design Contestで「Judges’ Special Award」を受賞

大学院電気電子工学専攻の学生チーム「Team KNS」が、国際会議「ISAP2020」で行われた、学生によるデザインコンテスト「Student Design Contest」で「審査員特別賞(Judges’ Special Award)を受賞しました。

ISAP2020(2020 International Symposium on Antennas and Propagation)はアンテナ?伝搬に関する国際会議で、2021年1月25日(月)から28日(木)にオンライン開催されました。今回の学生によるデザインコンテストは、ISAPにおいて初めて企画されたもので、参加チームが設計した文字型のアンテナの設計手法、アンテナの特性、プレゼンテーションなどが審査されました。

Team KNSのメンバーは、大学院工学研究科電気電子工学専攻 博士前期課程2年次の宮本翔太さん、木滑智也さん、同1年次の田中翔也さん、宮岸美有さんの計4名です。いずれも電気電子工学科の野口研究室所属で、チームを組み、役割分担することで今回の成果をあげました。

メンバーの学生は、サイズや設計周波数などのコンテストの規定に対し、文字の考案、文字型アンテナのシミュレーション、試作実験などを行ない、チーム一丸となって取り組みました。応募した文字型アンテナは、「電気?光?エネルギー応用研究センター」の略称「EOE」をかたどったものとし、規定サイズ以内に寸法を調整し、組み立てを行いました。EOEの文字型アンテナ素子は、夢考房から協力を得て精密に加工し、何度も試作実験を重ねて最も良いアンテナ特性が得られたものを応募作品としました。

デザインコンテストの審査は2段階で行われ、20件以上の申込に対し15件がファイナリストに残りました。国際会議当日にはファイナリスト15件のプレゼンテーションと質疑が英語で行われ、Best Design Award(1件)、Cool Antenna Award(1件)、Judges’ Special Award(4件)が選出されました。参加したチームは日本の大学のほか、中国、韓国、台湾の大学があり、様々なデザインのアンテナの応募がありました。

「Team KNS」のメンバー。(左から)宮本翔太さん、木滑智也さん、田中翔也さん、宮岸美有さん

製作した「EOE」をかたどったEOEの文字型アンテナ素子

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