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大学院の小原優斗さんが執筆した論文が、国際論文誌「Materials Letters」にオンライン掲載。SrAl2O4:Euがラジオフォトルミネッセンス特性を有することを明らかに
大学院工学研究科バイオ?化学専攻博士前期課程1年の小原優斗さん(応用化学科?岡田研究室)が執筆した論文が、2021年7月21日から国際論文誌である「Materials Letters」にオンライン掲載されました。
「Materials Letters」は、オランダの出版社「Elsevier」が発行する査読付きジャーナルであり、材料の科学、応用、加工に関する研究情報を提供する学際的なジャーナルです。
ラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象は、電離放射線によって新たな発光中心が生成される現象で、放射線量の測定に利用することができます。こうした有用性があるにも関わらず、RPL現象をもつ材料が非常に限られているという課題があります。小原さんが執筆した今回の論文では、SrAl2O4:EuがRPL特性を有することを明らかにしました。
論文タイトル:Radiation-induced reduction of Eu3+ doped in SrAl2O4
著者:小原優斗、岡田豪、露本伊佐男、草野英二、南戸秀仁