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金沢工業大学 建築学科などが主催した「国際建築ワークショップ2023」の最終成果発表を4月23日に開催

金沢工業大学 建築学科が、ナンシー国立高等建築学校(フランス)、東京理科大学、湖南大学(中国)とともに4月15日(土)から9日間にわたって開催した国際建築ワークショップの最終成果発表が4月23日(日)に金沢未来のまち創造館で行われました。

成果発表で学生たちと議論を交わす竹内申一教授(左)

「国際建築ワークショップ」は、建築を学ぶ日本?海外の学生が、金沢の新たな文化資源を発見し、建築空間の提案を行うワークショップです。今回のワークショップでは、多国籍の学生4名からなる11のチームを編成し、長町エリアを対象にフィールドワークを実施して建築提案をまとめました。最終発表ではパワーポイントと模型によるプレゼンテーションが行われ、4名のゲスト審査員を含めて活発な議論が交わされました。各チームの提案は、9日間という短い期間にまとめられたとは思えないほど魅力的でレベルの高い内容となっており、今回のワークショップが各国の学生達にとって充実した学びとなったことを物語っていました。

ワークショップ期間中の会話や最終発表はすべて英語で行われました。金沢工業大学の学生達は言語の違いに戸惑いながらも積極的に対話を続け、国や地域による文化の違いを感じ取りながら、金沢や建築のあらたな魅力に気づく貴重な経験を得ることが出来ました。

長町エリアでフィールドワーク実施後、提案作成のための作業を行う学生たち

ナンシー国立高等建築学校の学生たちによってふるまわれた夕食会

かつて敵から城内を守るための惣構であった鞍月用水を、まちを繋げるための要素に変換しようとする提案の建築模型

住居エリアと都市のスケールをグラデーショナルに調停しながら、2つの通りを接続する路地空間を提案した建築模型

道を挟んだ2つの敷地に菜園を持つカフェとベーカリーをつくり、食を通して地域の居場所をつくろうとする提案の建築模型

参加学生(合計44名):

ナンシー国立高等建築学校(フランス):11名

湖南大学(中国):5名

東京理科大学:16名(外国人留学生6名含む)

金沢工業大学:12名(修士1年9名、4年生3名)

担当教員:

ナンシー国立高等建築学校:Anne Scheou Associate Professor

湖南大学:Lu Jiansong Professor、Fei Xie Associate Professor

東京理科大学:山名善之教授、萬代恭博講師、國分元太助教

金沢工業大学:建築学科 竹内申一教授、下川雄一教授、勝原基貴講師

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