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夢考房ロボットプロジェクトが「NHK学生ロボコン2023」に出場し、技術賞を受賞
夢考房ロボットプロジェクトの「Team_Robocon」が、6月4日(日)に東京都の大田区総合体育館で行われた「NHK学生ロボコン2022~ABUアジア?太平洋ロボコン代表選考会~」に出場し、特別賞として技術賞を受賞しました。
NHK学生ロボコンは、日本全国の大学が参加するロボットコンテストです。毎年新しいルールで開催されるため、毎年異なるロボットの製作が必要であり、常に新しい発想が求められ、この大会で優勝したチームは日本代表として世界大会「ABUアジア?太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン)」へ出場します。
今年の競技は対戦形式の「輪投げ」で、カンボジアの世界遺産、アンコールワットに見立てたフィールドに設けたポールに2台のロボットを操作して輪を投げ合いました。最終的にポールの一番上に輪を入れたチームの得点となり、3分間の試合時間内により多くの得点を獲得するか、11本あるポールのうち8つで得点した時点でゲームが終了します。
今年は全国から22校が出場。金沢工業大学の夢考房ロボットプロジェクトは、予選リーグGグループの2戦目で敗退したものの、予選突破大学を除いた15校の中で最優秀成績であったため、「ワイルドカード」として決勝トーナメントへ進出しました。結果、決勝トーナメント1戦目で豊橋技術科学大学に敗退し、ベスト8となりました。今年の優勝校は豊橋技術科学大学でした。
金沢工業大学?夢考房ロボットプロジェクトは、「素早い動きと共に2つの射出機構による正確な同時射ちによる高い技術力を発揮され、また、メカ?制御?システムアップとバランスの良い機体が素晴らしかった」と、優勝した豊橋技術科学大学との熱戦が評価され、特別賞として技術賞を受賞しました。予選試合の結果は下記の通りです。
【対戦内容】
?予選1戦目(対京都大学)
指定のポールに輪を投げ入れ、条件勝利(32秒)
?予選2戦目(対豊橋技術科学大学)
安定して輪投げ入れるも、相手大学が条件勝利を達成
?決勝トーナメント1戦目(対豊橋技術科学大学)
相手大学が条件勝利を達成し、敗退(ベスト8)