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【福祉用具展示場では全国的にも珍しい取り組み】
金沢福祉用具情報プラザを気軽にバーチャル見学できる3Dコンテンツを公開

金沢工業大学クラスター研究室では、金沢市社会福祉協議会と協力して、金沢福祉用具情報プラザ(金沢市本町1-10-1 ルキーナ金沢1?2階)の館内を気軽にバーチャル見学できるコンテンツを公開しました。

金沢福祉用具情報プラザは、全国最大級の福祉用具?バリアフリー住宅改修モデルの展示場です。約1,200点の選りすぐりの最新福祉用具が展示されています。

当プラザを3Dコンテンツ化したことで、パソコンやタブレット、スマートフォンを使って、時間と場所の制約なく、いつでも気軽に館内を見学できるようになりました。

ストリートビューのようにプラザ内を自在にウォークスルーできる

【コンテンツURL】

https://my.matterport.com/show/?m=sAzy4kDHGtE

デジタルツイン技術を導入して金沢福祉用具情報プラザの魅力を情報発信

金沢工業大学は金沢市社会福祉協議会と協力し、デジタルツイン技術を導入して金沢福祉用具情報プラザの館内を3Dコンテンツにまとめ、Web上に公開しました。バーチャル見学を目的とした3Dコンテンツでの発信は、全国にある福祉用具展示場でも珍しい取り組みです。

これまで、金沢福祉用具情報プラザでは、ホームページ上で写真や動画を用いて展示されている福祉機器の紹介をしてきましたが、館内にどのように設置されているのか、住宅改修モデルがどのように展示されているかなど、うまく情報発信が出来ていない面もありました。

これらの問題を解決するために、金沢工業大学?クラスター研究室?xR Fusion(エックスアール フュージョン)プロジェクトの学生が、Matterport(マターポート)社の「Matterport Pro2 3Dカメラ」を用いて館内を3Dデータ化しました。特別なアプリのインストールは不要で、パソコン、タブレット、スマートフォンで閲覧できるため、歩行が困難な方々や、遠く離れた方々にとっても、時間と場所の制約なく、いつでも気軽に館内を見学することができます。

今後、金沢工業大学?クラスター研究室では、3Dコンテンツの導入後の来館者数や問い合わせ件数の変化の分析調査、さらには地域住民が利用しやすい3Dコンテンツへの改善をめざしてプロジェクト活動を進めていきます。

<金沢福祉用具情報プラザ職員の声>
金沢福祉用具情報プラザ 館長 上田 浩貴

この度、金沢工業大学?クラスター研究室のご協力により、金沢福祉用具情報プラザ(以下、プラザ)の館内を見て回ることができるバーチャル見学が完成しました。これにより、外出に不安を感じている方やプラザに行く時間がとりづらい方にも、時間を気にせず、どこからでも、ゆっくりと館内を見学して頂けます。また、世界中に映像を発信することで、地元の方だけではなく幅広い方々にもプラザをPRすることができ、来館者数のアップにつながるのではと期待しています。

ご協力いただきました金沢工業大学?クラスター研究室の皆様、大変ありがとうございました。

金沢福祉用具情報プラザ

金沢工業大学?クラスター研究室について

クラスター研究室は、未来の社会に必要とされる新しい技術や価値を創出するための社会性ある課題に対して、学生と教員が学科や研究室の垣根を超えて集まり、卒業研究(プロジェクトデザインIII)や修士研究に取り組む「分野横断型研究室」です。学生たちは、多様性あるチームを編成し、自ら考えたアイデアをもとに、AI、データサイエンスを活用し、多角的な視点で問題解決に挑戦します。

金沢福祉用具情報プラザについて

金沢福祉用具情報プラザ(運営:(社福)金沢市社会福祉協議会)では、身体機能にあった福祉用具の選定や住宅改修の支援、各種福祉情報の提供を行っています。館内には約1200点の福祉用具が展示されており、自由に手に取って使い勝手を試すことができます(販売?レンタルは行っておりません。購入できる事業所をご紹介します)。また、購入やレンタルを検討中の方を対象に、展示品の試用貸出(1週間以内)を無料で行っています。専門スタッフ(作業療法士等)が相談に応じていますので、ぜひご来館ください。(石川県金沢市本町1-10-1 ルキーナ金沢1?2F)

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