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大学院の授業の一環でジェットエンジン固定翼ドローンの飛行試験を実施。三重県の木津フライングクラブで
金沢工業大学では大学院工学研究科機械工学専攻の「ドローン設計特論」(指導教員 赤坂剛史 准教授)の一環で、ジェットエンジン固定翼ドローン「KIT-JET」の飛行試験を2023年8月1日(火)に木津フライングクラブ(三重県伊賀市中柘植)で実施しました。
当日は機械工学専攻の大学院生2名と航空システム工学科4年生6名、3年生2名、1年生1名、機械工学科4年生4名および赤坂准教授が参加。
「KIT-JET」の新型エンジン換装後の飛行特性取得と、学生が作成したプログラムによる初の自律飛行試験を目指しました。
「KIT-JET」は12時20分に、ラジコン操縦で、ジェットエンジンの快音を響かせながら離陸。新型エンジン換装後の初離陸に成功しましたが、機体にトラブルが発生したため、滑走路外の緩衝地帯に緊急着陸しました。
この際、機体が損傷し、予定していた自律飛行実験はできませんでしたが、実験の目的のひとつであった新型エンジンでの初離陸が確認できました。
赤坂准教授は「トラブルの原因や飛行データを解析し、自律飛行に活かしたい」と語っています。
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