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学生プロジェクトToiroが「カメリアまつり2023」に参加。子どもたちと一緒にカラフルな「アートの森」をつくりあげました。

金沢工業大学の学生プロジェクト「Toiro」が9月16日(土)野々市市役所中庭?あらみや公園で行われた「カメリアまつり2023」(主催:(公財)野々市市情報文化振興財団、共催:野々市市)に参加。公園に設置したオブジェに色をつけて、子供たちと一緒にカラフルな「アートの森」をつくりあげました。

今年のコンセプトは「アートの森」(みんなで楽しみながら、つくり上げるオブジェの森)。

このコンセプトのもと、公園中央のバブルアートのゾーンでは、森林に見立てたオブジェ内にあるワークスペースにて、持ち帰りができるシャボン玉アートコーナーと、春?夏?秋?冬の木に見立てたオブジェを配置し、色水が入った水風船を当ててカラーリングを行うコーナーを設置。

予測不能な仕上がりのアート作品からなるオブジェの森をつくり上げました。

制作は、建築学科2年?粟本穂香さんをリーダーにToiroプロジェクトの1年生と2年生が中心となって行われました。途中、水風船が簡単に割れないといったトラブルもあったそうですが、メンバーで意見を出して、実験を重ねながら準備しました。

まつり当日は、水風船がオブジェまで届かないといったハプニングがいろいろありましたが、Toiroメンバーは子どもたちと一緒にアートづくりを楽しみました。

当日はToiroプロジェクトから全学年の有志も集まり、まつりを盛り上げるとともに、プロジェクトの親睦を深めました。

来場した親子は、涼しげな水風船やシャボン玉アートの前で記念撮影など、まだ暑さが残る秋の日のイベントを楽しんでいました。

シャボン玉アートでは、いろいろな色のバブルが持ち帰り用紙の上ではじけていました

水風船アートでは、いろいろな色の風船が割れて色水がはじけ飛んでいました

仕上がったカラフルな作品と一緒に記念撮影

Toiroプロジェクトについて

Toiroプロジェクトは、建築学科を中心とする学生たちによって組織される課外活動団体で、建築を学ぶ活動の一環として、地域の各種団体?個人からの要望に応じてデザインからものづくりまでを一貫して行っています。「Toiro」(十色)という名前の通り、建築の領域だけを見てもデザインや情報技術、構造や環境、構法や施工など様々な分野があり、それらを総合的な知識と能力として融合する力を実体験からよりリアルに学ぶため、学外(社会)に学びの場を求めるべきという考えのもと展開しているプロジェクトです。これまでに、野々市市本町にある空き家のコミュニティカフェへの改装(2016年)、株式会社小松電業所の総務部オフィスのリノベーション(2018年)、七尾城跡の休憩所の内装デザイン(2021年)、ユースセンター金沢ジュウバコでの家具つくりDIYイベント(2023年)などの実績があります。2023年9月現在のメンバー数は117人です。

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