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航空システム工学科赤坂准教授の「VTOL型有翼電動ドローンの事業」が採択。北陸地域の大学?高専発スタートアップを創出するJSTの事業で

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が進める大学発新産業創出基金事業「スタートアップ?エコシステム共創プログラム」全国9拠点の一つで、北陸地域の大学?高専発スタートアップ創出プラットフォームである「Tech Startup HOKURIKU」がR6年度 GAPファンドプログラム『ステップ1』の採択者をこのたび発表し、金沢工業大学からは航空システム工学科の赤坂 剛史准教授の「最大積載量50kg?飛行距離50km超のVTOL型有翼電動ドローンの事業」が選ばれました。

※VTOL:Vertical Take-Off and Landing aircraft。垂直離着陸機のこと

赤坂研究室ではVTOL(垂直離着陸機)の開発に取り組んできた

【Tech Startup HOKURIKU(TeSH)について】

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)では大学等発スタートアップの継続的な創出を支えるため、2023年から大学発新産業創出基金事業「スタートアップ?エコシステム共創プログラム」を開始し、「Tech Startup HOKURIKU(TeSH)」を含む9拠点が全国で採択されています。

「Tech Startup HOKURIKU(TeSH)」は北陸地域の大学?高専発スタートアップ創出プラットフォームで、北陸先端科学技術大学院大学と金沢大学が主幹機関となり?金沢工業大学を含む北陸3県の10大学?3高専が共同機関として参画しています。TeSHでは、北陸地域の大学?高専発スタートアップを質量ともに格段に充実させ、北陸発の上場企業や世界にはばたく新産業を育成することによって地域の活性化を促し、新たな人材ニーズと設備投資につなげることで、北陸地域の社会課題の解決に貢献することを目指しています。

『ステップ1』は、応用研究(用途仮説設計から概念実証フェーズ手前)を支援するもので、令和6年度はTesh参加機関から「医療分野」、「テック分野」、「環境分野」、「地域、その他」の4分野で募集が行われ、金沢工業大学の赤坂准教授を含む21課題が採択されました。

※R6年度 TeSH GAPファンドプログラム『ステップ1』採択者について

https://tech-startup-hokuriku.jp/news/2024/2024_07_12.html

※GAPファンド

研究成果と事業化の間のギャップを埋めるため、事業化に向けて達成すべきマイルストン(研究開発および事業化に向けて節目となる中間目標)を設定し、ビジネスモデルのブラッシュアップ、試作品製作、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)等の整備を進めるための資金

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