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大学発スタートアップを支援する「第2回 石川テックプラングランプリ」で、小田忍教授と大塚作一教授が企業賞を受賞
「第2回 石川テックプラングランプリ」(主催:石川県、公益財団法人石川県産業創出支援機構/企画運営:株式会社リバネス)が2024年11月30日(土)、石川ハイテク交流センター 大会議場にて開催され、金沢工業大学 応用バイオ学科の小田忍教授が「ビーインググループ賞」を、さらに国際高等専門学校 国際理工学科の大塚作一教授(兼金沢工業大学産学連携室教授)が「アイ?オー?データ賞」と「PFU賞」をダブル受賞しました。
本イベントは、研究成果や技術を基に、石川県内から新産業を創出するための支援プログラムです。情熱をもって石川県から科学技術で世界を変えようとするチームを発掘?育成することを目的に実施され、高等教育機関の全国トップクラスの集積を誇り、ものづくり産業においてニッチトップ企業が集積する石川県において、各支援機関が連携することにより、それぞれの強みを活かした支援が行われます。
第2回は、県内大学から計16チームのエントリーがあり、小田教授と大塚教授は、予備審査となる書類審査を通過し、本選出場のファイナリスト9チームに選出されました。
両教授は、本選となるグランプリ大会で自身が持つ研究シーズの社会実装実現に向けたプレゼンテーションを行いました。本選の審査項目は、①新規性、②実現可能性、③世界を変えそうか、④パッションの4点で、株式会社リバネスおよびパートナー企業によって構成される審査員により受賞者が選出されました。
今後、両教授は、受賞したパートナー企業や、株式会社リバネスおよび石川県産業創出支援機構(ISICO)らの支援を受け、社会実装に向けた取り組みを推進します。
【受賞した両教授の発表内容について】
■小田忍 教授(チーム名:Interface BIOTECH)
テーマ:「界面バイオプロセスによるファインケミカルズの探索と生産」
世界で唯一、有機溶媒中で生きた微生物を物質生産に利用できる界面バイオプロセスを用い、新規なファインケミカルズ(医薬品?化粧品原料、天然香料)の探索と生産、既存ファインケミカルズの生産研究に取り組む。
「ビーインググループ賞」 受賞
■大塚作一 教授(チーム名:写真の肉眼化計画)
テーマ:「夜間の視覚特性を応用した視認性改善ソフトウェア」
昼夜の光量変動は、日常の生活パターンに「非知覚的な影響のみを与える」ことが常識であった。我々は、本常識を覆し、「日常の見え方に多大な影響を及ぼす」ことを、世界で初めて発見した。「医療?福祉」と「産業」への応用を目指す。
「アイ?オー?データ賞」、「PFU賞」 受賞(ダブル受賞)
【石川テックプラングランプリについて】
本プログラムは、公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)により公募された「令和6年度大学発スタートアップ支援事業」の採択を受け実施されているもので、企画運営の株式会社リバネスからは社会実装に向けた各種支援を受けることができます。
【主催】
?石川県
?公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)
【企画運営】
?株式会社リバネス
【パートナー企業】
?株式会社 アイ?オー?データ機器
?小松マテーレ 株式会社
?株式会社 ビーイングホールディングス
?株式会社 PFU
?BIPROGY 株式会社
?東日本旅客鉄道 株式会社
?株式会社 フォーカスシステムズ
?株式会社 北國フィナンシャルホールディングス
?株式会社 みずほ銀行
?三谷産業株式会社
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