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航空宇宙工学科4年の永井健仁さんが米国に拠点を置く航空系団体「ISTAT」奨学金に採択。採択者は世界で58名。日本からは九州大学、東京大学、大阪公立大学、金沢工業大学の5名

「ISTAT」奨学金に採択された航空宇宙工学科4年の永井さん

金沢工業大学威廉希尔中文网站 航空宇宙工学科4年の永井健仁さん(赤坂剛史研究室)がInternational Society of Transport Aircraft Trading(国際輸送航空機貿易協会「ISTAT」)の「ISTAT Foundation Scholarship Program」(ISTAT財団奨学金プログラム)に採択されました。授業料分としてUS$8,418が給付される予定です。

ISTATは、1983年に設立されたアメリカに拠点を置く民間航空機の製造、売買、リース、ファイナンス、整備、市場価格評価等に係る企業等が参画する団体。Boeing、Airbus等の航空機製造メーカーや、Rolls-Royce、General Electric等のエンジン製造メーカー、そして、エアライン、リース会社、航空機ファイナンスに係わる銀行、整備会社、評価会社、弁護士等、4,000人以上の会員を有し、日本のメーカー、商社、リース会社、銀行等も会員になっています。

1994年にISTAT Foundationを設立し、世界の大学を対象に奨学生の募集を行っています。応募は招待制で、資格のある一部の大学のみが対象となっています。 奨学金に応募するためには、2025-2026年度に在籍する大学からの推薦が必要です。

応募条件としては以下の条件が求められています。

?学部(学士)課程を1年以上修了していること、または大学院(修士)課程または大学院(博士)課程に在籍していること

?米国での最低評定平均(GPA)要件: 4.0段階評価で3.0以上、または世界的に同等の成績であること。

?大学の授業料のみの経済的支援が必要であること。

?航空または航空業界をサポートする分野(航空金融、航空法、航空工学、航空管理、航空科学、航空会社または航空機のマーケティング、航空会社または航空機の経済学、航空整備、空港管理、航空安全、航空管制など)に関連するプログラムに在籍していること。パイロットになるというキャリア目標を持つ受験者の出願は受理されません。

?航空業界でのキャリアを追求することに明確な関心があること。

?課外活動や地域活動に参加し、リーダーシップを発揮していること。

今回採択されたのは全世界で58名でした。

大学の所在地別では、米国16名、英国12名、アイルランド5名、日本5名、モロッコ3名、中国2名、エジプト2名、オランダ2名、コロンビア2名、チュニジア2名、フランス2名、マレージア2名、ケニア2名、オーストリア1名。

日本では九州大学2名、東京大学1名、大阪公立大学1名、金沢工業大学1名となっています。

58名の採択者全員の名前と大学名は以下の「Scholarships | the ISTAT foundation」の”Congratulations to the 2025 ISTAT Foundation Scholarship Recipients!”に掲載されています。

https://foundation.istat.org/programs/scholarships

航空宇宙工学科では今後もこのような機会を活用して、学生の大学での学びや主体的な活動を公的な機関?組織に評価いただく場の充実を図っていきます。そして、このような経験を通して将来グローバルな舞台で活躍をするための自信につなげていきたいと考えています。

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