環境土木工学科の教育目標
激甚化する災害を防ぎながら、地域の自然?文化と調和する、安全で安心、健康で持続性のある環境づくりが求められている。本学科では、山?平野?海に恵まれた北陸を主な調査?実践のフィールドとし、ICTを取り入れた次世代型の土木技術を活用しながら、道路?鉄道?港などのインフラの整備とともに、地域の自然や文化と共生する環境の構築について学習し、グローバル時代の国際開発も意識した、幅広い計画?設計?施工?メンテナンス?運営できる人材を育成する。
学習?教育目標
- A 自己啓発?自己管理能力
- 修学スタイルを確立し、社会に貢献できる人材となるための心構えを身につけるとともに、自主的?継続的な自学自習能力を身につける。
- B 多様な価値観の理解と倫理的判断能力
- 「知性と教養」?「感性と徳性」?「体力と健康」および技術者としての倫理観の涵養を図る。
- C 外国語コミュニケーション能力
- 国際社会の一員として、日常場面、職場、研究の場において必要な、基礎的な外国語のコミュニケーション能力を身につける。
- D 現象のモデル化と分析能力、論理的思考能力
- 数理の基礎を学び、論理的思考力を養うとともに、工学?技術の諸問題に応用できる能力を身につける。
- E 図形コミュニケーション能力
- 図形表現の技法を理解し、図形によるコミュニケーションができる能力を身につける。
- F 基礎的な実験能力
- 実験に関する基本的な知識と技量を修得し、それらを活用して実験計画の立案と実験の実施、観察、考察、報告ができる能力を身につける。
- G 問題発見?問題解決能力
- 身近な問題を解決するために、現在持っている知識に加えて必要な情報を集め、グループ活動を通して問題を解決することができる能力を身につける。
- H コンピュータリテラシー
- コンピュータに関する基礎知識を修得し、それらを活用できる能力を身につける。
- I環境土木工学技術者に向けての自己形成能力
- 講義、フィールド見学、社会人による講演などさまざまなアプローチにより、業種および職種が多岐にわたる建設業界を学び理解することができる。さらに環境土木工学の技術者になるための自己のキャリアパスを描くことで自己形成能力を身につけることができる。
- J 構造物の設計?施工?維持管理に関する基礎的能力
- 土木力学、構造力学、コンクリート工学など構造物の基礎を学び、構造物の設計?施工?維持管理に関する基礎的能力を身につけることができる。
- K 自然環境の活用に関する基礎的能力
- 土の性質と水の流れの基礎を学び、自然環境の活用に関する基礎的能力を身につけることができる。
- L 空間情報を計測?分析?評価する基礎的能力
- 情報通信工学を活用した空間情報工学?衛星測位など最新の計測手法を学び、環境情報を処理?解析および評価することができる。
- M 環境土木工学の統合化能力
- 環境土木工学の基礎知識を統合化した環境技術?防災技術?地域政策を学び、安全?安心で持続性のある地域環境を構築し運営できる能力を身につけることができる。