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【市民が作ると普及が進む!!】
「コード化点字ブロック」の普及を目指して、初のワークショップを開催。7月17日(月?祝日)10時~13時 金沢福祉用具情報プラザ(金沢市本町)で
金沢工業大学情報工学科 松井くにお教授の研究室では、このたび「コード化点字ブロック」の普及を目指して、初のワークショップを開催します。
開催の経緯
松井研究室では「誰一人取り残さない社会」の実現に向けて、「コード化点字ブロック」を用いた音声案内情報システムの開発に2018年度から取り組んできました。「金沢市市民生活AI技術等促進事業」の一環で2020年2月に金沢市役所周辺で行われた実証実験では、独自に開発したアプリをスマートフォンにダウンロードすることで音声案内が気軽に利用できるようになりました。現在では金沢市や国土交通省(金沢河川国道事務所)、石川県のご協力のもと、香林坊などの金沢中心市街地に約130ヵ所、コード化点字ブロックが敷設されています。
これまで、敷設したコード化点字ブロックや案内情報の作成は提供者側で作成してきましたが、「市民が作成できるようになれば一層普及が進む」という考えから、このたび初の「コード化点字ブロック」ワークショップを開催することになりました。
ワークショップの開催
日時:2023 年 7 月 17 日(月?祝日)10:00~13:00
場所:金沢福祉用具情報プラザ (金沢市本町 1-10-1 ルキーナ金沢 1?2 階)
https://www.kz-yogu-plaza.net/
内容 :
●コード化点字ブロックのコンセプト、仕組み(座学)
●点字ブロックのコード化(工作)
●案内情報の考案、登録(PC、またはスマホをご持参ください)
●作成したコード化点字ブロックの体験
※募集は高校生、大学生、専門学校生を対象とし、定員は20名になり次第、締め切ります。
※参加申し込み等詳細は別紙フライヤー「コード化点字ブロックを作ってみませんか」をご覧ください。
コード化点字ブロックについて
既存の点字ブロック(点状ブロック)の25個の突起を黄色にするか黒色にするかで、ひとつひとつの突起をコンピュータでいう「0」「1」のコードにすることができる。突起は25個あるので3,000万通り×4方向で、1億2000万通りのコードが可能。
スマートフォンに「Walk & Mobileーコード化点字ブロック認識アプリ」をダウンロードし、点字ブロックにカメラをかざすと、周辺施設の情報などを音声案内してくれる。
詳細は以下のWEBページをご覧ください。
/kitnews/2022/0714_matsui.html
http://www2.kanazawa-it.ac.jp/matsuilb/index.html
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