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「公園トイレの木質化」で建築学科の学生が最優秀賞受賞。
金沢市が進める第4回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業で

「公園トイレの木質化」をテーマに募集が行われた金沢市未来のまちづくり建築家育成事業?第4回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業の公開プレゼンテーションが2024年10月19日(土)、石川県立図書館で行われ、応募件数11点中、金沢工業大学 建築学科3年の前川雄登さんが最優秀賞を受賞しました。

また優秀賞には金沢工業大学 建築学科3年チームの「MHK」(村上直暉さん、長谷川航洋さん、角屋圭祐さん)が選ばれました。

同コンペにおける金沢工業大学の学生の入賞は第1回(最優秀賞?優秀賞受賞)、第2回(最優秀賞受賞)につづく2年ぶり3度目となります。

最優秀賞を受賞した建築学科3年の前川雄登さんの作品「重なる木枠」

金沢市未来のまちづくり建築家育成事業について

金沢市が「木の文化都市?金沢」の実現に向け、金沢で建築を学ぶ学生達にとって、将来の「金沢のまちづくり」に携わる建築家を目指すきっかけとなるよう、行政と協働して実際のまちづくりに関わる機会を創出するとともに、今後のまちづくり行政に新しい発想を活かしていく取組です。

応募対象は大学?大学院?短期大学?高等専門学校に所属する学生または卒業3年以内の社会人(満30歳未満)の個人または団体。2021年度より始まり、今年で第4回を迎えます。

2024年の募集テーマは「公園トイレの木質化」。提案対象箇所は「あすなろの森」(金沢市東力4丁目地内)です。

?既設トイレの位置で改築すること

?木の文化都市?金沢に相応しい、木材を使った提案とすること

?整備コンセプトの説明、パース、平面図を作成すること

が提案条件として掲げられています。

最優秀賞を受賞した前川雄登さんの作品
「重なる木枠」


[コンセプト]<br> トイレでありながら多面的な役割を持つ新しいアイコンのような存在。トイレ本体を囲う木のフレームは、ベンチとしての機能やアスレチックとしての要素がある。そして、木が周囲を囲っていることで木本来の温かみを演出させる

最優秀賞を受賞した前川雄登さん(写真中央)

優秀賞を受賞した「MHK」の作品
(村上直暉さん、長谷川航洋さん、角屋圭祐さん)
「森に奏でる」

[コンセプト]<br>トイレ×遊び場×自然  自然と建築が呼応し、人々が愛着を持てるトイレ

写真左から角屋圭祐さん、長谷川航洋さん、村上直暉さん

(関連ページ)

金沢工業大学の学生が「第2回木の文化都市?金沢ミライまちづくり学生提案事業」公開プレゼンテーションで最優秀賞を受賞 (2022.11.2)

木の文化都市?金沢ミライまちづくり学生提案事業」公開プレゼンテーションで、宮下研究室の2チームが最優秀賞?優秀賞を受賞(2021.9.30)

【木の場ーKINOBA】
2024年8月23日から12月1日まで金沢駅兼六園口(東口)バス降り場に設置(金沢工業大学 X より)

「木の文化都市?金沢 ミライまちづくり」学生提案事業において令和3年度第1回に最優秀賞を受賞した金沢工業大学建築学科 宮下研究室の提案を具体化したものです。

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