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【金沢工業大学建築学科チームが優秀賞を受賞】
金沢市が主催する第5回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業で
金沢市が主催する第5回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業の入賞団体が2025年10月18日(土)に発表され、「木と戯れる」を提案した「金沢工業大学 みえとるず」が優秀賞を受賞しました。

第5回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」
学生提案事業について
金沢市では、街の景観や暮らしの中に「木」を取り入れ、環境にやさしく、心地よいまちづくりを進めています。そんな金沢の未来を担う若者たちが、木をテーマにした都市デザインに挑戦する取り組みが「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業です。
この事業は、建築やデザインを学ぶ学生が、木の魅力を活かしたまちづくりのアイデアを提案するもので、2021年度からスタート。学生たちが実際の都市計画に関わることで、金沢のまちづくりに新しい発想を取り入れることを目的としています。
第5回目となる今回のテーマは「公園トイレの木質化」。対象となったのは、長土塀1丁目にある穴水町児童公園です。市民が日常的に利用するこの公園に、木材を使った温かみのあるデザインを取り入れ、金沢らしい景観と快適さを両立させることが求められました。
全国の大学や専門学校から、木の文化を活かしたユニークな提案が多数寄せられ、学生たちは10月18日、金沢美術工芸大学アリーナでプレゼンテーションを実施。来場者や審査員の前で、自らのアイデアを熱意を込めて発表しました。
審査では、見た目の美しさだけでなく、実現可能性や地域との調和も重視されます。これまでにも、学生の提案が実際に市内で形になった例があり、若者の視点が金沢のまちづくりに新しい風を吹き込んでいます。
「金沢工業大学 みえとるず」が提案した「木と戯れる」について
コンセプト
木の文化とは「木と戯れる」こと。木陰で語らい、木肌に手を添え、木漏れ日に包まれる。そんなひと時こそが、木と人の文化の原点なのだ。生きる木と、生まれ変わる木。それぞれが互いの魅力を引き立て合い、このトイレを木の文化を体感できる空間へと導いている。
下記の金沢市WEBサイトでは第5回「木の文化都市?金沢ミライまちづくり」学生提案事業 入賞作品がご覧になれます。
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