- 虎ノ門大学院ブログ
- 2018年04月03日
虎ノ門キャンパスで平成30年度入学式を挙行!20代~60代の多様な社会人43名をお迎えしました。
愛宕山の桜も見頃を迎え、新入生の歓迎にふさわしい日和となった3月31日(土)午前11時、虎ノ門キャンパス13階にて、平成30年度大学院入学式を挙行しました。この度、イノベーションマネジメント専攻の3期生として43名をお迎えしました。
新入生の平均年齢は40歳、約4割が女性です。一般企業に勤務するミドルマネジメント層、企業経営者、電機メーカーの知財部員、製薬会社の研究者、大学や研究所の教職員、官公庁の職員、テレビ局のプロデューサー、社団法人の理事、プロ野球の球団スタッフ、弁理士や博士号取得者など、本研究科の教育目標に対する期待の大きさを伺わせる多士済済な顔ぶれとなりました。
式典の中で、金沢本校から駆けつけた大澤敏学長は、「すでに皆様は社会人としての経験、学力と人間力を兼ね備えた個性を持っており、それを指導する虎ノ門キャンパスの教授陣はそれに輪をかけた個性の集団です。多様な人材によって構成されている組織は発展性が高く、このダイバーシティーを存分に活用し、付加価値に転換することを期待しています」と、式辞を送りました。
続いて、理事長告辞を代読した谷政史事務局長は、「虎ノ門キャンパスでの何ものにも代えがたい収穫は、ここに集う多様な人々との交わりから生まれる、友情や師弟の関係を超えた志を共有する同志としての仲間意識ではないかと思います。どうかお互いに切磋琢磨しながら、時には助け合って、ここでの学びの時間が稔り多いものとなるようにしてください」と、述べました。
そして、先月KITを修了したばかりで食品メーカーの弁理士として活躍する河野純範さんが来賓として出席し、「私が修了生として皆様にアドバイスできるとしたら、インプットしたものをできる限りアウトプットにつなげることです。アウトプットを考えると、後回しになりがちな復習もできるようになり、学びの効果がより高まると思います。MBA学位を希望する方は知財マネジメント科目を、知財マネジメント学位を希望される方はMBA科目を積極的に受講されると、経営と知財を両立できるKITの特徴を最大限活用できると思います」と、祝辞を送りました。
最後に、新入生を代表して佃義洋さんが壇上に登り、「私たち新入生は、大学院生としての誇りを持ち、学則を守り、学生の本分を自覚し、勉学に邁進することをここに誓います」と、力強く宣誓し、大澤敏学長と固い握手を交わしました。
式典終了後の11時35分から、全体の顔合わせを兼ねた懇親会?パーティーを13階ラウンジで開催し、イノベーションマネジメント研究科長の棚橋祐治教授が開会の挨拶を述べました。続いて、専攻主任である加藤浩一郎教授が乾杯の挨拶をし、リラックスした雰囲気に包まれながら専任教員との歓談や新入生同士で交流を楽しんでいました。
また、パーティーの途中には、事務室スタッフ全員の自己紹介が行われ、新入生に対して歓迎の意を表しました。終了の時刻が近づく頃、専任教員を代表して三谷宏治教授が閉会の挨拶と新入生へのエールを送り、盛大な拍手を持って13時にパーティーは終了しました。そして、新入生はホッとする暇もなく当日14時から2コマ連続、翌日は4コマ連続の授業がスタートします。これも毎年恒例のハードスケジュールですが、働きながら学ぶ社会人向け大学院ならではの光景です。新入生の皆さまくれぐれもお身体には気をつけて頑張ってください!