- 虎ノ門大学院ブログ
- 2022年03月30日
ハイフレックス形式で令和4年度の入学式を挙行!20代~50代の多様性と向学心に溢れる社会人31名をお迎えしました。
平年より4日早く、気象庁から桜の満開宣言が出された3月27日(日)午前11時、東京都港区の虎ノ門キャンパス13階にて、令和4年度の大学院入学式を挙行しました。この度、イノベーションマネジメント研究科の7期生(2004年の開設から数えると19期生)として、31名の社会人をお迎えしました。その他、1科目から学ぶ科目等履修生は、1学期と2学期を合わせて28名が入学します。当日は、威廉希尔中文网站対応のため、十分な換気を行いながら対面参加者のソーシャルディスタンスを保ち、学長式辞はビデオ録画を視聴、オンライン参加の方もいらっしゃいました。
本研究科は、『教育付加価値日本一』を目指す金沢工業大学のフラッグシップ拠点として、“虎ノ門”に開設した社会人向けの大学院です。MBA?知的財産?威廉希尔中文网站&エンタメ?AIビジネスといった実務スキルを、トップマネジメント中心の実務家教員による少人数制教育を通して提供し、これまで約に650名の修了生を輩出してきました。また、虎ノ門キャンパス周辺では、2030年に向けて「虎ノ門ヒルズ駅」の開業や高層ビルの開発も進み、お洒落な飲食店が続々とオープン、街を行き交う人達も増えてきました。
新入生の年齢層は幅広く、上は50代から下は20代まで、平均年齢は42歳です。今年はなんと女性が半数を超えました。一般企業に勤務するミドルマネジメントを中心に、企業経営者、経営コンサルタント、グローバル企業の海外駐在員、生体認証の研究者、建設機械メーカーのDX推進担当者、外資系製薬企業の開発担当者、ヘルスケア企業のマーケティング担当者、アパレルメーカーの法務担当者、私立大学の職員、食品会社や通信会社の弁理士、MBAや修士号取得者など、ビジネスの第一線で活躍する方ばかりです。修士課程の授業や研究の場を通じて、どんな相乗効果が起きるのか、今からワクワクしています。
大澤学長の式辞に耳を傾ける新入生と教職員
大澤敏学長は、VUCAと言われる予測不可能な時代の中で、メタバースやAR(拡張現実)など最新のテクノロジー動向を示しながら、「皆様はこれから、この虎ノ門キャンパスで異業種の方々と、そして個性あふれる先生方とイノベーションとマネジメントについて多面的に議論を重ねながら、変化する社会への対応力を磨かれることと思います。本学で学ぶという道を選択された皆様方の先見性と向学心に改めて敬意を表するとともに、さらなる挑戦に期待しています。本日は誠におめでとうございます」と、式辞を述べました。
続いて、この3月にKITを修了された横山知崇さんが来賓祝辞を述べました。横山さんは、HOYA株式会社のビジョンケア部門 技術研究開発本部長として活躍しています。その祝辞の中で、「皆さん、授業では、忖度して“場の雰囲気”を読まないでください。わからないこと、気づいたことは、間違っていても構いませんので、どんどん発言し、質問し、仲間に刺激を与えてください。刺激を与えることが自分の学びの基礎になり、また、仲間を高めることにつながります。最初の授業からスタートダッシュを心がけてください。黙っていてはダメ。多忙な社会人がせっかく時間とお金を費やしているのですから、忖度抜き、空気を読まずに全力で知識と経験を取りに行きましょう」と、後輩に向けて熱いエールを送りました。
後輩に向けて熱いエールを送る修了生の横山知崇さん
最後に、令和4年度の新入生を代表して石川智也さんが登場しました。株式会社アイテッククリエイションの代表取締役CEOを務める石川さんは、「私たち新入生は、大学院生としての誇りを持ち、学則を守り、学生の本分を自覚し、勉学に邁進することをここに誓います」と、力強く宣誓し、棚橋祐治研究科長に宣誓書を手渡しました。当初の予定通り、11時30分過ぎに盛大な拍手をもって式典は終了しました。
令和4年度の新入生を代表して宣誓した石川智也さん
残念ながら今回も、全体の顔合わせを兼ねた立食形式の懇親会?パーティーは中止となってしまいましたが、式典終了後には事務室スタッフがひとりずつ自己紹介を行い、「これから1年間、皆様の修学を全力でサポートします。お困りごとや不安な点があれば、いつでもお声掛けください」と、新入生に対して歓迎の意を表しました。
そして、入学式が終わると息つく暇もなく、4月1日から3日間連続の「戦略思考要論」集中講義がスタートします。これも毎年恒例のハードスケジュールで、働きながら学ぶ社会人向け大学院ならではの光景です。お仕事と学業との両立、ご家庭との兼ね合い、新しい生活スタイルに慣れるまで大変だと思いますが、くれぐれも体調管理には気をつけて頑張って欲しいと思います。ご入学おめでとうございました!