コーチング実践特論

コーチング実践特論
Coaching

担当教員

受講対象者

コミュニケーション能力を高め、「コーチ型リーダーシップ」の向上を目指す方 等

授業の主題と概要

複雑で変化の速い現代において、一人の優秀な個人が才能を発揮し、問題を解決できる領域にも限界があります。
今、本当に現代のリーダーに求められている能力とは何か。それは、部下や同僚?周囲を巻き込み、「一緒に考える」ことのできる[対話]の能力です。
近年、企業の経営者をはじめ、ビジネスで活躍するリーダーが、専任のコーチを雇い、活用する例が増えている。コーチは、コーチングを受ける人(以下、クライアント)に対して、[問い]を間に置き、[対話]へといざないます。
[対話]に必要なコミュニケーション能力は、コーチングの基礎スキルである『問い』『聞く』『承認』『提案?要望』『フィードバック』を磨くことで、飛躍的に向上します。
本講義を通じて得られるコーチングや対話の能力は、 ?部下やチームメンバーの、効果的な目標設定を支援する ?組織の目的や目標に向けた主体的な行動をとる人を増やす ?部下やチームメンバーと共にコラボレーション(共創)ができるチームをつくる などにつながっていきます。これらは、次世代リーダーの開発、組織の活性化、業績向上に必要不可欠です。 本講義は、株式会社コーチ?エィのコーチング学習を導入し、ロールプレイやエクササイズなどの実習を中心に行っていきます。

【コーチング実践特論】 ?授業レポートはこちら

到達(習得)目標

部下や後輩、同僚との関わりにおいて、「対話」のコミュニケーションを学ぶことで、チームビルディング、周囲のモチベーション向上、業績の向上などの成果につなげる。一方的な講義にとどまらず、ロールプレイやエクササイズ、ディスカッションを実践する中で、受講者が自身のコミュニケーションを振り返り、日常で実践することを目標にする。

講義スケジュール

講義
回数
講義テーマ
1 「問い」と「質問」
「対話」と「会話」
双方向のコミュニケーション
コミュニケーションの目的
2 「コーチング」とは?
コーチング?ダイアログ
コーチング?フロー
3 コーチング?マネジメントとは?
コーチングとティーチング
「聞く」ことの意味
「聞く」に関するアセスメント
相手の話をより深く聞くための10の視点
4 コミュニケーションの4つのタイプ
各タイプの特徴と対応方法
「問い」について
何に向けて「問う」のか?
コーチングの「マップ」
5 コーチングにおける「フィードバック」
フィードバックの目的と方法
「アクノレッジ」の意味
どのように「アクノレッジ」するのか
6 コーチングの実践
メタ?コミュニケーションの意味と方法
アンコーチャブルについて
7 コーチングの実践
コミュニケーションにおける「対立」について
8 コーチングの実践
まとめ
コーチングをどのように活かすか?

開講について

開講時期: 4学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。

テキスト/参考図書

【テキスト】
?テキスト 「一流のリーダーほど、しゃべらない」桜井一紀 著(すばる舎)
?「図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく」鈴木 義幸 著(ディスカヴァー?トゥエンティワン)※事前購入

【参考図書】
?「コーチングマネジメント」伊藤守 著 (ディスカヴァー?トゥエンティワン)
?「3 分間コーチ」伊藤守 著 (ディスカヴァー?トゥエンティワン)
?「主体的に動く アカウンタビリティ?マネジメント」ロジャー?コナーズ、トム?スミス 、クレイグ?ヒックマン 著(伊藤守 監訳) (ディスカヴァー?トゥエンティワン)

※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、授業料には含まれておりません。予めご了承ください。

まずは1科目から受講したい方へ
科目等履修生(単科生)の募集

未来のキャリアが、いま動き出す

「変わりたい」あなたの次の挑戦を、KIT虎ノ門で。
一歩前に進んでみませんか?