開講科目の詳細
組織人事マネジメント要論
Essentials of Organizational and Human Resources Management
担当教員
受講対象者
企業経営者、企業経営者候補、技術者、マネジャー、マネジャー候補、人事企画関連担当者、次世代リーダーを目指す方 等
授業の主題と概要
HRM(ヒューマン?リソース?マネジメント)理論に基づき、報酬、等級、評価、人材開発などコアとなる人材マネジメントシステム をいかに立案?設計し、さらに定着?運用をさせていくかについてケース研究などの演習で学び、人材マネジメントの本質を 理解します。既存の理論や事例に触れるだけではなく、参加者が抱えている問題やそれに対しての意見を交換することで学びを深めます。最終課題には、「新たに浮かんだ疑問点」を明記して提出、後日その疑問点と講師のコメントを一覧にして全員に共有する予定です。
1.HRMに関する理論を知識として吸収するだけではなく、むしろそれらを使って経営者あるいは組織リーダーとして、 どう人材をマネジメントしていくかをケース研究などの演習を通して実践的に学んでいく
(講師からの情報提供のみならず、学生同士の相互学習の効果を最大限に高めていく)
2.人事管理や労務管理の仕組みやシステムの詳細を学ぶのではなく、経営者、管理職、あるいは次世代リーダーに必要な 人材マネジメントの本質を探索していく
3.「『個』を活かし?強くする」というHRMの本来意味を理解する
【組織人事マネジメント要論】 ?授業レポートはこちら
到達(習得)目標
経営者、経営者候補、マネジャーおよび候補者、技術者等、人事業務経験者も、未経験者も学習可能
講義スケジュール
講義 進行 |
講義テーマ | |
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1,2 | <オリエンテーション:人材マネジメントとは何か> ①本講座のねらいと全体像 ②本講座受講にあたってのお願い(演習におけるグランドルールの提示) ③個人演習:人材マネジメントの対象を捉える(個人演習) ④発表:人材マネジメントへの期待と演習成果発表 ⑤演習「採用戦略を見直せ」 ⑥人材獲得の本質 |
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3,4 | <人材マネジメントにおける「評価制度」の本質> ①前回の振り返り「採用の重要性と課題」(Q&A) ②採用後の配置と能力開発 ③演習「こんなときどう評価する」 ④評価と能力開発、モチベーションの関係 ⑤人材マネジメントにおける「評価」の本質 |
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5,6 | <人材マネジメントにおける「教育」の本質> ①前回の振り返り(Q&A) ②人材マネジメントと教育制度 ③個人の学習と企業の成長 ④演習「人材開発の本質を考える」 ⑤報酬としての「教育機会」 |
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7,8 | <人材マネジメント戦略とは> ①前回の振り返り(Q&A) ②賃金、報酬、言葉の整理 ③人材マネジメント上のインセンティブ ④演習「最良の賃金の仕組みを考える」 ⑤報酬としての「教育機会」 ⑥人材開発とキャリアの本質 |
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開講について
開講時期: 1学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
オリジナル教材(パワーポイントやその他のレジュメを毎回配布する。)
【参考図書】
「人材マネジメント入門」(守島基博 著)
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、
授業料には含まれておりません。予めご了承ください。