開講科目の詳細
リーダーシップ特論
Applied Leadership 1
担当教員
受講対象者
組織においてリーダーシップの発揮を求められている方、またはリーダーシップを発揮したいと思っている方
授業の主題と概要
変化のスピードが速くなってきているこの時代において、事業が計画通りいかない可能性は高まっています。そのような環境下において、リーダーが失敗とどう向き合うのか、ということは重要なテーマになっています。 そのために、本講義では、企業や事業の過去の失敗事例の考察を通じて、今後自らが取るべきリーダーシップ行動を考察します。 具体的には、自分がその当事者だったらどうするかを考え、その行動を汎用化し、それを身近な課題に落とし込み、行動計画を考えます。 過去のケースで学ぶだけでなく、自分の具体的な事象に落とし込み、実践するまでをスコープに入れます。
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到達(習得)目標
自分自身がリーダーとして意思決定場面でどう振る舞うべきか、具体的イメージができていること
講義スケジュール
講義 回数 |
講義テーマ |
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1,2 | 失敗から学ぶことの必要性を考えることで、講座の狙いと全体像を把握する。顧客視点に引き戻すリーダーシップを学ぶ。ニューコークの失敗事例を活用して、顧客にどのようなコミュニケーションをすべきかを考察する 顧客視点に引き戻すリーダーシップを学ぶ。フォード?エドセル開発の失敗事例を通じて、顧客ニーズを踏まえた開発のあり方を考える |
3,4 | 焦りをコントロールするリーダーシップを学ぶ。山一証券の倒産事例を踏まえて、リーダーが守るべき規範、プロセスについての考察を深める 焦りをコントロールするリーダーシップを学ぶ。ネットフリックス のクイックスター事業の失敗事例を踏まえて、論理的に正しい戦略をいかに丁寧に進めていくかの考察を深める |
5,6 | 過去の呪縛から抜け出すリーダーシップを学ぶ。そごうの倒産事例を踏まえて、中興の祖が築き上げたビジネスモデルをどう否定していくかの考察を深める 過去の呪縛から抜け出すリーダーシップを学ぶ。ポラロイドの倒産事例を踏まえて、既存テクノロジーからの慣性の法則からどう抜け出すかの考察を深める |
7,8 | リーダーシップ持論の更新と宣言:ここまでの議論を踏まえて、それぞれのリーダーシップの持論をアップデートするとともに、それぞれの現場で具体的に何を実践していくのかを宣言する |
開講について
開講時期: 2学期
開講形態: 2コマ(180分)×4日間
講義回数: 全8回
※状況に応じて、一部変更が生じる場合もございます。予めご了承ください。
テキスト/参考図書
【テキスト】
『世界「倒産」図鑑』/『世界「失敗」製品図鑑』
【参考図書】
特になし
※上記は一部追加?変更となる場合もございます。また、指定テキスト及びケースなどは、別途ご購入頂くもので、
授業料には含まれておりません。予めご了承ください。